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ぼくらのルールで [島暮らし]

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↑こんなんだった伊予柑も立派な大人になってきました〜

畑仕事が忙しい時は
子供たちを連れて行き
傍らで遊ばせておいて仕事に勤しむ時もあります。
彼らが退屈しないように
パラソルを立てたり
お菓子を持っていったり
色々と僕ら側で用意をしてから出発します。
最初のうちこそ
僕らが用意した場所で
用意した飲み物を飲み
用意したおやつを食べ
用意したおもちゃで遊んでいます。

しばらくすると
彼らは行動を開始し
木の枝や
葉っぱや
山に落ちている色々なもので遊び始め
また歩き回ります。
その元気な声は果樹園中に響き渡り
子供の声というのは
良く通る、と言いますか
彼らの存在のようにキラキラと輝くようです。

これから冬にかけて
本格的なみかんのシーズンを迎えます。
我が家もそれなりの忙しさが予想され
僕たちが仕事に忙殺されている間の為に
色々と子供達に用意しておくべき物を購入予定ではあります。
ですが
結局彼らは自分たちで決めたルール
木の棒を刀に見立てたり
葉っぱをお皿に見立てたり
何かもう他の人に完全に規定された玩具ではなく
自由に自分たちでルールを作って遊ぶのが楽しそうですし
また飽きがくるのも遅いようです。
だから実は何も要らないのかなとも思います(笑)

負うた子に道を教えられる
という有名な言葉がありますが
あれは本当だなぁ〜と思うことが度々あります。
単純に
できるだけ自分のルールで生きていくことの追求。
難しいことだと思うけど
いとも簡単にやってのけてしまう子供たちに
思わず脱帽してしまいます。
自分のルールで生きて行くということは
当然そこに他者との衝突が待っており
自分のルールにどこまでも素直でありたいがために
僕など時として
良く言えば狂人に近い印象を
悪く言えばおバカさんな印象を持たれてしまうかも知れません(笑)
え〜両方とも当たりだと妻からはよく言われますが..................。
張り巡らされた多種多様な、数えきれない僕以外の人が決めたルール。
どんなルールにでもさりげなく、自然に、積極的に合わせられる
ということは年を取ってくると
ある意味当たり前な事なのかも知れませんが
そういうことが出来る人って普通にうらやましかったりします。
ただ唯一の救いは
僕のこの自分勝手な性格は自営には向いているようでして
独立起業の本を読むと
「ああ、何も努力する必要がない」
と思わず思ってしまうほど向いている性格のようです。(笑)

もっと、もっと
もっと。
子供のように
日々を過ごしたいのです。




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