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剪定鋏 [買い物]

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ここは瀬戸内、忽那諸島
僕らの島はその主島である「中島」。
この「柑橘王国」とも言うべき愛媛県の離島で
美味しく!安全な!
柑橘を出荷するべく毎日畑仕事に勤しんでおります。
日々の畑仕事の中で常に腰にぶら下げ
恐らくは一番使う道具、
それは
剪定鋏。
柑橘の木はとにかく堅く
日々利き手である右手を酷使しがちです。
今まで痛みを感じたことがない場所へ(恐らくは腱)痛みを感じ
道具の見直しをしました。
電動の剪定鋏も検討したのですが
使えそうなものは20万くらいする高価な商品のため断念。
この電動剪定鋏、1万くらいからでもあるのですが
楽天のレビューなどを読むと堅い柑橘の木には使えない
との書き込みが。
腱を痛めると中々治らないと聞いたことがあるので
色々と考えた結果トップの写真の鋏にしてみました。
これが
素晴らしい切れ味!
一口に剪定鋏といっても色々なものがあり
使い心地は千差万別、個性があります。
僕は基本人が使っているから・・・・・との理由で道具を買うのは好きではありません。
まずはその道具を知り、色々と自分で調べて
色などのルックスも含めて気に入ったものを使うのが大好きです。
そういった道具の特性や専門知識を調べるのは結構楽しく
手間ではありますが、自分にとって非常に有効な知識とも感じます。

鋏を変えてから剪定作業や摘果作業が前よりも楽しくなりました。
そういう意味でも道具の大事さも痛感しますし、
やはり切れない刃物は危険だと思います。
常に鋭利なものを使用することによって作業効率も良くなりますし
また注意力が散漫になることを防止してくれる作用もあると感じます。
また前述したおよそ20万する電動剪定鋏ですが
実際に使用中の人とお話する機会があり、色々と解説してもらい
そのパワーと安全性には目を見張るものを感じました。
20万は確かに高いですが、自身の健康という面も含め
購入を検討の余地はあるなぁと思っています。

余談ですが、何故「利き手」というものが出来てしまうのでしょうか。
いつかは忘れましたがドアのノブを仕事中、必ず左手で回すというルールを自分でつくり
一日やってみた記憶があります。(笑)
これが中々面白く、普段の習慣で身体を使えず一瞬「?」という感じになり、
それが新鮮でした。
脳はいつの間にか無意識に利き手、聞き足中心のスケジュールを組み
そうやって一日を過ごしていることに気が付き一人、「おもしろいなぁ」と思ったものです。
枝を切る作業など右手が疲れたら左手で、ということが出来れば随分と負担を
減らせると思うのですが、実際それで仕事をするとなるとそう簡単にはできません。

これからも使う道具には愛着を感じられるものを選んでいこうと思います~





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