次女 [子ども達]
保守的な感じのする長女に対し
好奇心旺盛でお調子者な次女。
外見も性格も僕と姉弟の中で一番似ている部分が少なく感じて
そんなところがたまらなく可愛かったりします。
都合が悪くなると泣き出してごまかしたり
右手に箸かスプーンで
左手は何回言っても素手で食べるクセが抜けなかったり
良く転んだり
色んなとこをぶつけたり
なにかとお騒がせな彼女ですが
やさしい性格の持ち主で
姉弟の中でも一番攻撃性が少ない子かなと感じます。
次女はあまり僕に甘えてくる性格ではないので
普段は長女や長男ほど僕の近くには来ないのですが
僕がなんとなく疲れを感じて横になっていたりすると
「パパ、疲れているの?」
なんて可愛い声で話しかけてくれたりします。
着替えている時にそばに来られるのがイヤらしく
着替えている時に話しかけるだけで怒られたりします。
しもぶくれたそのほっぺがたまらなく可愛く
ついつい毎日ほっぺをプニプニしてしまいます。
ヒョウキンな言動
何がおかしいのか
姉や弟たちと
ケラケラと笑いあって
我が家を明るくしてくれる次女。
その存在に感謝の毎日。
さあ明日は君と何をして遊ぼう~
イヨカン [島暮らし]
カリメロ発見↑
実は僕、
ここ中島へ来るまでは
「イヨカン」なんて全く興味が無く
いわゆる食わず嫌いで
その味も良く知らずに
「すっぱい」だけの柑橘
という定義でず~と生きてきました。
中島ではご近所様はモチロンのこと
道を歩いているときや、
買い物をした先などでも
その時期の柑橘を
ありがたくも、いただけたりします。
イヨカンは12月から一月に収穫して
しばしの間出荷する前に貯蔵しておきます。
この貯蔵期間に酸が程よく抜けて
絶妙なおいしさの柑橘になるわけですが、
年明けの時期にある商店で
10個ほどのイヨカンをいただきました。
「少し置いておいてね~」
とのお言葉。
この時点ではイヨカンの味をまだ知らなかった僕。
もちろんお礼は言ったものの
なんとなくありがた迷惑と感じている自分も否めなかった。
その時点ではたくさんの「美味しい、あま~い」みかんを
たくさん頂いていたので
酸っぱいイヨカンなんて・・・・・・
と頂いておきながら
罰当たりなことを思っていた。
しかし
妻に「美味しいから」と勧められ
まあ一個くらいっと剥いたイヨカン。
あっ
おいしい・・・・・・・・・・。
これにはホントにびっくり、
びっくりしました。
ジューシーで濃厚な甘み。
程よい酸味。
ただ甘いだけのミカンとは一味ちがう「和」な柑橘
イヨカン。
この体験により手のひらを返した僕は
一瞬にしてイヨカンフリークに。
そのあまりの変わり身の早さには妻も唖然としておりました。
(それまで散々、イヨカンの悪口を言っておりましたもので・・・・・)
それからもイヨカンをいただけることがあり、
そのたびに美味しく頂いていたのですが
そのイヨカンのシーズンも終わり
家のイヨカンも食べつくしてしまい
畑で家から持ってきた甘夏を食べていました。
甘夏も美味しいのですが
やはり僕としてはあの「和」なジューシーさが懐かしく
思わず妻に
「あ~イヨカン食べてー」
と言ってしまったその3分後
子供たちをつれて畑から降りていくと
農作業中のご婦人が。
「こんにちは~」
と声をかけると
「これ、持っていきな~」
と手渡されたのが
なんとイヨカン二つ。
こんなにも早く願いが叶うなんて!
妻に早速その話をすると
「お金が欲しいー」
と叫んでおりました・・・。
モトクロバイク欲しい~
油断してると・・・・・・・。 [畑]
どんな生物も
自らの種を繁栄させるため
日々勢力拡大に勤しんでいる。
物言わぬ植物もまた
正しく黙々と
じわじわと
その勢力を
僕のテリトリーへ向けてくる。
僕のイヨカン畑の裏側
丁度山の頂点から向こう側
かつては日当たりの良い
みかん畑だったのだが
このありさま↓
薄暗い竹林になってしまっている。
植物が育つということは
そこに僕を含めた
様々な動物や虫が集まってくる。
花には蜂が
イヨカンの木には鳥の巣が
その卵を狙うヘビが
そのヘビを狙いイノシシが
なかでもイノシシは凄まじい繁殖力と食欲で
ここ中島での僕の一番の敵となりそうだ。
彼らも必死だから
僕としても英知を尽くして
彼らと戦っていかなければ。
畑のすぐ横には深い森が広がる
僕がちょっと油断すれば
畑はあっという間に森に飲み込まれてしまう。
趣味の範囲で農業をするなら
それもまた良いと思うが
これで生計を立てると決めた以上
森との境界線で
最前線で
斧を振るわなければ。
今、作物を育てることにおいて
様々な考えが交錯していると思う。
本当に難しい部分があり、
何十年も農業をやられている方でも
迷いながらの部分があるなと感じる。
僕としては
自分の体力が続く限り
自力での耕作、栽培を基本とした
安全な食べ物を届けたい。
商売としての利益確保と
食品としての安全性
この二つの接点を全力で探っていきたいのだ。