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入学式 [島暮らし]

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長女の入学式
我が家らしく、家族全員で参加。
ビデオカメラを撮りながら
彼女の一挙一動を見守る。
新一年生男女合わせて7人。
長女以外は島の保育園でもうすでにお友達。
完全にアウェイの長女。
だが、
立派だった。
背筋をスッと伸ばし
いつもどおりキレイに座っていた。
僕だったらあんな風にできるかな。

できることなら
長女が20歳くらいになるまで
彼女の平穏を脅かすあらゆるものから
24時間僕が付きっ切りで守ってあげたい。
僕は男親なので
長男なんてある意味どうでもいいのですが(笑)
娘2人は本当に玉のように可愛く
できれば学校なんて行かせたくない、
いつも目の届くところにいて欲しい
とか思ってしまいます。
が、 
やはり可愛い子には旅をさせよ
ということで
我慢しようと思います。

母に手を引かれて
近所の桜並木の下を通って
小学校の入学式へ行ったことを
なんとなく覚えています。
あの日から四十年近い月日が経つけれど
中身はあまり変わってないだけに
長女の堂々たる態度に
感動してしまいました。
長女にとって小学校が
ただ、ただ健やかな毎日でありますように。






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「海の子よ たくましく  島の子よ 心豊かに」 [子ども達]

長女の、入学式。

ちょっと早めに家を出て、
姫ヶ浜にて家族で記念写真撮影。

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ああ、それにしても、ぼったい。
はれぼったーーーーい(苦笑)
なんというタイミングなのか、入学直前に風邪を引いてしまい、
咳と、緊張のせいで、前日なかなか眠りにつけなかった長女。
疲れや緊張がてきめんに目に現れる彼女は、
ここぞ!という場面では、大概、ちょっとざんねんな顔立ちになってしまって、
まあ、それがまたかわいいんですが(笑)


姫ヶ浜といえば、
去年の夏、初めて中島の地に降り立った私達が、
一番最初に訪れた場所。 
思えばこの一年は、
人生においても類をみないほどの、激動の一年でした。。。


幼児期を、幼稚園でも保育園でもなく、
東京の地元で立ち上げた自主保育の小さな小さな森のようちえんで、
母と、妹弟、そして仲間と共に、ゆるやかな時間を過ごしてきた、長女。

少しでも早く特急電車に乗り込んで、
先へ先へと急ぎ行く、そんな時代の流れの中で、
私達家族はいつも、仲良く手を繋いで、
ゆっくりゆっくりと歩いてきたような気がします。
春の陽だまりの中を。吹きすさぶ嵐の中を。

大きな流れから外れて生きていると、
たまに、本当にこれでいいのかと、不安になる瞬間もあったりして。
だけど、私達は、その歩みの中で、
沢山の、美しいものを目にし、
決して譲ることのできない、確かなものを手にしたんです。

長女と共に歩んできた道のりこそが、
今回の移住の方向性を示す、
大きな道標となったような気がします。


さて。
記念撮影を終えて、いざ、小学校へ。
校庭には、満開の桜。

受付をすませると、長女は一人教室へと向かいます。。。

(がんばれー!がんばれーー!!)と心の中でつぶやきながら後姿を見送り、
残された家族は体育館へ。

体育館の中には、まるで雛壇のように、こちらを向いて並べられた、
7名の、新入生用の席!!

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ひぃぃっ!!!!
だだだだ、大丈夫かな、長女!?

しばらく経ち、在校生や来賓が揃ったところで、
いよいよ、新一年生の入場。

6年生のお姉さんに手をひかれた、長女の姿!
緊張した面持ちではありながら、しっかりとした足取りで・・・・

少人数の島の小学校ならではの、
あたたかい式は続き、
長女の姿が、まぶしかった。

うん。大丈夫!

私は母だから、心配なんて、しないんです。
ずっとずっと、傍で、見てきたから。

緊張しぃで、保守的で、泣き虫で、甘えん坊で。。。
だけど、自分で決めたタイミングで一歩を踏み出す、
その瞬間の輝きを、いつだって傍で見ていたから。


新入学、おめでとう!
新しい世界を、どこまでも自由に羽ばたいて。
そして、私達が変わらずにいつもここにいることを、どうか忘れないでね。


そして、入学式の後は、まさかの、釣り(笑)

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誰もいない港で、家族だけの静かな時間。
小学校にいっても、大人になっても、いつかどんなにしんどいときが訪れても、
きっと、この優しい時間が、いつまでも胸の中に生き続けますように。

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お目当ての”鯛”は釣れなかったけど、ちょうど家族5人分、
5匹の魚が入学祝の夕飯を飾りましたとさ。


おめでとう!!!


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