SSブログ

自動販売機 [島暮らし]

1.jpg

22時。
喉が渇くも
冷蔵庫に飲み物がない。
しょうがないので
サンダルをつっかけ
近くの自動販売機までコーラを買いに行く。
およそ30秒で県道41号線へ出て
その先はすぐ海。
東京にいた時は
マンションから出ると
向かいが不動産屋で隣が中古車ショップ
30秒でミニストップがあった。
ここ愛媛県中島。
家から車で15分
島に一軒のスーパーはこの時期18時で終了。
22時。
営業しているのは自動販売機だけ。
移住4ヶ月目に入った今でも
自宅からすぐの場所に
海があることに面食らってしまう。
その海沿いの道を自動販売機まで
歩いて行きコーラを買う。
振り返ると
夜の海は風で波立ち
沖合に貨物船らしき灯りが見える。
僕にとっては
やはり今でも非現実的な風景。
なんとなく
近付き難い威厳を感じて
後ずさりしながら自宅へ帰る。
昼間のやさしく穏やかな瀬戸内とは
また違った海の一面。

ちなみにこの自動販売機、
ハプニング連発で
毎回購入がなんとなく楽しみ。
200円を入れてペットボトルのコーラを買うと
80円のお釣りがきたり、
500円入れて120円のコーヒーを買うと
480円戻って来たり。
はたまたジョージアオリジナルを押すと
何故か130円のボトルブラックが出て来たりする。
3回目のチャレンジでお目当ての
ジョージアオリジナルが出て来たときは
嬉しかった(笑)

のんびり、のんびり〜



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

RE:経緯 その四 ~河口湖に行ってみよう!~ [プロローグ]

IMG_2246.JPG


RE:経緯 その四

今までの暮らしを一新して、移住をしよう!という
大まかな方向性まではとりあえず決まり、
各地方自治体の移住支援窓口や、
過疎地域の小学校存続をかけて移住者を募る活動をされている団体、
そして、「農音」など、
色々とコンタクトをとってみるものの、
最初のうちはなかなか思うようにことが進みませんでした。

東京でのサラリーマン生活を捨てて、家族5人で田舎へ移住!
それは、夫にとって、本当に大変な覚悟が必要なものだったと思います。

でも、行動の源が、ネガティブなものだと、大概のことはうまく進まないんですよね。
「今」から逃げ出すだけだと。

2人の覚悟が本当に決まるまでの少しの時間は、
ただ空回る、けっこう苦しい時間でした。

だけど、ぎりぎりがけっぷちで掴んだものは、大概ほんもの!
だから、覚悟さえ決まったら、全て、動き出す。流れ出す。

ちょっとだけ回り道をしたような、そんな時間すら、
全て、全て、必要なものだったのだけど。

と、話は少しそれましたが・・・

そもそも、

移住 = 夢の田舎暮らし♪ = 憧れの古民家♪という私に対して、

「俺は、原始的な暮らしはしたくない!古民家とか全く興味ないから!!」

と、今や築100年の家に住み、
毎日薪でお風呂を沸かしている夫がこの時点では言っており(笑)
目指すゴールは同じだけど、そこへのルート選択が、全然違う感じ。
噛み合ってない~。

それでも、なんとか、2人の妥協点を見つけるべく、
とりあえず、東京からのアクセスもよく、縁があり慣れ親しんだ
移住候補地の第一番目として、河口湖町へ目星をつけました。

河口湖町は、そのアクセスのよさから、
東京との二住生活をする方も多く、大変人気のある土地。
そのため、私達が探していた「一軒家の貸家」というものは非常に少ないのです。

町の空き家バンクも、条件のいいものは、
即日で決まってしまうことも多いのだとか。

事前に、ネットで大手の不動産情報はチェックしていたのですが、
やはりほぼ一軒家の貸家に関しては情報がなく、

ここは、大手不動産というよりは、地元の地域密着型の不動産に、、、
ということで、
ネットで調べた電話帳の不動産に、上から順に電話をしてみることに。

その中のひとつが、Wさんの不動産。

「今、一軒家は扱ってないんだけど・・・

あぁ、そういえば、いいのがありますよ!

友達の家なんだけど。

ちょっと待っててください」

と、早速連絡を取って下さって、
おー!なんかこういう流れいいじゃん!なんて、
間取りもよくわからないまま、

「中は見たことないけど、けっこう広いと思いますよ」

という言葉だけを頼りに、
取りあえず、見せていただくことになったのです(笑)

目指せ!河口湖町!!


※因みに、私達が移住に際して、非常に参考にさせて頂き、
一時期毎日のように訪れていたHPは、こちら。

JOIN  ニッポン移住・交流ナビ
http://www.iju-join.jp/


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。