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もうすぐ伊予柑! [みずたま農園]


みずたま農園.jpg

昨日から、子供たちの学校&保育園も始まって、
みずたま農園も通常営業に戻りました~。

現在は、伊予柑の収穫作業をしております。
以前から、何度もお伝えしているように、

みずたま農園イチオシの柑橘です!!!

個人的に、好きな食べ物はと聞かれると色々迷うのですが、
不思議と、人生の最後に食べたいものとなると、
不動のランキング第一位です!
不動のとは言っても、島に来てからですが(笑)

島から柑橘の姿が消える、夏から秋の間、
一番恋しいのは、伊予柑です。
特に、体調が悪い時など、なぜか無償に食べたくなります。

むしろ、落語の”千両みかん”よろしく、
伊予柑が恋しい余りに体調が悪くなったのかもしれませぬ(笑)

年も明け、どんどん美味しくなってきた伊予柑を、
畑でむしゃむしゃ食べるのが、至福の時~☆

かつては高級柑橘として名を馳せた、島の伊予柑が、
今ではあまり人気がないのが、私は悔しいのです!
こんなに美味しいのに!!
皮がちょっと剥きづらいぐらいがなんだってんだーーーーー!!

なんて、ちょっと人気のない感じもまた愛おしかったりするのですが(笑)

今年は、ちょっと早めに販売を開始したいと思います!
加工用に、フレッシュな皮を使用したい方や
(伊予柑ピール、絶品です!)
酸が抜ける前のちょっと酸っぱい伊予柑がお好きな方、
味の変化をゆっくり楽しみたい方などなど~
是非、お早目にご注文をどうぞ~♪

伊予柑の発売まで今しばらくお待ちください^^


お正月休み その① [島暮らし]

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お正月は三日から
二泊三日で九州へ行ってきました。
九州へ行くには、様々なルートがあり
色々と迷ったのですが、
今回は佐多岬と佐賀関を結ぶ
国道九四フェリーを利用するルートにしました。
朝一番の中島汽船のフェリー(5:40大浦港発)にのって
まずは松山の三津浜港へ上陸。
その後一路、佐多岬の三崎港を目指します!
そしておよそ2時間弱で三崎港へ到着。
ナビでは間に合うか微妙だったので
とりあえず一安心。
コーヒーなどを買い海を見ながらリラックスします。

hakata (1).JPG

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そして待つこと約30分、いよいよフェリーに乗船。
さすがに四国と九州を結ぶフェリーだけに
大きさはさほど中島汽船のものと変わりませんが
その内装は観光気分を大いに盛り上げてくれるものでした。
皆で色々と船内を探索した後、
座席でウトウトしていますと、あっという間に大分、佐賀関港へ到着。
目指すは福岡県は博多!
母の実家があります博多。
実は僕もこの博多が出生地でございまして
二歳の頃に東京へ越していますが
引っ越しが多かった僕の半生で
博多で過ごしたのは誕生してからの二年ほどにも関わらず
「故郷」とも思えるものがあるのです。
そんなわけで、
車の中で man with a mission の take me home
などを聞きながら、
大分道をかっ飛ばすのでありました~
続く~







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適応!

高知旅行 (205).JPG


柑橘農家をやっておりまして、
何が一番シンドイかと尋ねられたとすると、
僕の場合、
真夏の斜面地での草刈りと答えます。
みずたま農園では例年、
大体5月、6月、7月、8月、9月、と
草刈りをします。
特に大変なのは8月の草刈りでして、
これはもう、
思い出すのも嫌でございます(笑)
連続して作業は大体2時間くらいが限度でしょうか。
汗は大げさでなく、滝のように流れ
全身ビショビショになります。
だけでなく、
無数の虫たちに寄ってこられ
悲惨なことになります。
毛虫にカブれ、
蜂に刺され、
蚊に刺され、
アブに刺され、
全身虫刺されだらけになります。
「虫たちと、草たちと共生する農業」
などと言う意見もありますが、
正直、
正気の沙汰とは思えません(笑)
僕にとりまして、農業とは
草と、虫との闘い
そのものでもあります。

この草刈りを
少しでもサボりますと、
とんでもないことになります。
伊予弁ですと、
「わや」になります。
そしてやはり、
傾斜のキツイ園地ほど
草刈りがどうしても後回しになりがちで、
そのツケは結局自分に戻ってくるわけです。
草刈りに関しては
様々な考え方があり、
伸ばし放題の方もいますし、
除草剤で徹底的に枯らす方もいます。
また、
草刈り機で刈るにしても
その回数は人によって様々です。
僕の場合、
やはりマメに刈った方が
自分がラクという結論に達し、
草が伸びる前に刈る、
というスタイルで日々作業しています。
ですが、
敵もさるもの、こちらの隙を見ては
ドンドンと成長し、
正に追いかけっこといった様相。
園地は順調に拡大し、
もうそろそろ二町に届こうかという
みずたま農園。
その作業範囲もまた拡大し、
真夏の作業を思う度に
今から身震いしたりしています(笑)


去年の9月。
つい草を伸ばしてしまった急斜面の園地の草刈りをしました。
この園地、
僕にとっては鬼門の場所でして、
急斜面にプラスして、
段々も無くて足場が非常に悪く
そして樹が込み入っているという
何かの修行かな、というくらい
作業がキツイ場所なのです。
就農当初、
この園地の草刈りは本当にきつかった。
ボウボウに伸びた草を見上げながら
途方に暮れ、
泣きそうになったことを思い出します(笑)
もう本当に
膝がガクガクとしてきまして、
踏ん張ることだけで、精一杯な感じでした。
それが、
今回はスイスイと
平坦地を刈る時とさほど変わらずに
草刈りをすることができました。
一人、山の中での作業でしたが
これは嬉しかった。
移住して三年、
全身の体力が
新しい環境に適応した瞬間を感じました。
若い時ならば、
そんな事は当然であり、
気にもしない事柄であったと思いますが、
体力が下り坂に差し掛かってのこの適応には
未だかつて感じたことのない喜びを感じました。
同時に
この「勝利」とも言える体験は
体力だけでなく、
様々な要因に支えられてとの事だとも思っています。
まずはこの約半年前、
妻と二人でかなり樹を大々的に剪定し、
作業領域を広げていました。
今までのように背を屈めたりせずに
園地を行き来できるように予めしておいた訳です。
そして道具にもこだわりました。
足元は林業の方々が使用するスパイク付の足袋を装着し、
草刈り機は自分の身長に合わせ
約20センチ長い竿のものを新規に購入していました。
環境の整備、道具、そして日々の体のメンテナンス、鍛錬
これらが融合しての
新しい環境への適応。
それは、全て
独力で発案、企画、実行、継続してきただけに
深い満足がありました。

農業は孤独な作業でもありますが、
孤独であるが故に
探求できるものもまた多々あり、
なかなかに面白いものでもあるなぁ
と思います。





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創意工夫 [身体の動かし方]

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ちょっと前の話になりますが、
30代の頃
全くと言って良いほど「老い」を感じたことがありませんでした。
視力、走力、回復力、瞬発力、筋力
全てに自信がありました。
十代、二十代と比較し唯一、持久力が落ちたかなぁ~
というくらいのもので、
若さは永遠、くらいに思っていました。
40歳になって、初めてのぎっくり腰。
それまでも腰痛はあったものの、
一日安静にしていれば、回復するような軽いものでしたので
その痛みの激しさにびっくりしました。
ここから正に
ガクガクと(笑)
身体能力の低下を感じる毎日であったと思います。
今や、若い頃と比べ
3/4くらいの能力といった印象です。
そしてこれはもう、下がる一方だと思います。

自分が「老いる」ことに気が付いたのは
極、最近です。
健康はまるで空気のように
「あたりまえ」のものであり、
何の努力もなく傍受し続けられるものと思っていました。
逆に言えば、
何の努力もせず、それなりに健康で過ごせたわけです。
どころか若い頃は、
暴飲暴食にプラスして喫煙、寝不足など
マイナスの要素も今よりかなり多かったと思います。
それらを考えると
老いは避けられないものの、
対抗できる策は皆無ではない、と思うのです。

今の僕が今、意識している最大のこと。
それは姿勢。
とにかく日々を、時間を
どういう姿勢で過ごすか、
ということを一番重視しています。
こうしてPCの前に座りブログを書いている今も
骨盤の角度を確かめながら、
丁度良い前傾具合を探りながら書いています。
これはもう、習慣となり
車を運転するとき、
立っているとき、
歩いているとき、
荷物を運ぶとき、
斜面を登るとき、下るとき
あらゆるシチュエーションで意識しています。
先日書きました股割りも
この姿勢のために日々、と言っても過言ではありません。
実際、
僕はかなり巻き肩気味だったのですが、
股割りを続け、
骨盤の傾斜角度が変わることにより、
股関節の可動域が広がることにより
腰椎のカーブも変わり、
結果的に自然に胸を張れるようになり、
そして極自然に巻き肩が解消されつつあるという状態になりつつあります。
人間の体は様々な臓器や骨など無数のパーツで構成されていますが、
紛れもなく、その実態は一つであり、
無数のパーツを潤滑に作用させるための重要なことの一つが
「姿勢」であることは間違いないと思っています。
また
腰が痛いからと言って、
腰ばかりに意識を持っていき
サロンパスや、コルセットなどの対処療法に終始しても
根本的に痛みが治癒することは不可能であると思います。
むしろ、何かをかばうために
腰が無理をし、
その結果腰痛などの故障が起きているという考察も的外れではありません。
この原因の追究は
お医者さんや、ネットでの知識などの力を借りつつも
結局は日々、自分の身体と対話をしつつ探っていくしか方法がないと思います。

自分の身体を
あーでもない、こーでもない
と創意工夫し
より良い状態へ持ってゆくことは
一言でいえば
「楽しい」。
上手くいくと「若い頃」よりも
パフォーマンスを上げていくことができる部分もあり、
そういった意味でも二重に楽しめます。
筋力だけは
老いとは関係なく
最後まで鍛錬可能だそうです。
やはり神は
一番必要なものは
最後まで残してくれているのだなと感じます。
なので、
やっぱり明日も
レッツ!股割り!









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お年玉で初買い物☆ [子ども達]

お正月にもらったお年玉。

お姉ちゃんたちは、いつからか無駄使いもほとんどしないようになって、
(というか、島ではそもそも使う場所がない!いいことです(笑))
大事に貯めているので、今度、郵便局で口座を作ってあげようと思います~。

そんな長女、お菓子やオモチャなどは買わないのですが、
旅先などで大好きな手頃な鉱物を見つけた時、
一つずつ、買い集めています。
先日は、箱に硬度などの鉱物情報、入手した日付などを書いたラベルを貼り、
大事に仕舞っておりました。
そのうち、一緒に飾り棚でも作れたらいいな~。

そして、長女の今年の初買い物は!!!

なんと、岩塩

お正月に、九州に行ってきたのですが、
ちょっとバタバタでお土産屋さんなどゆっくり見る時間もなく、
最後の最後に入った道の駅に、何故か
ピンク色のヒマラヤ岩塩と、インドの湖産の、赤紫色っぽい岩塩の塊がセットが売っていたのを、
発見して”わ~!鉱物が売ってる~!”と嬉しそうに購入した長女~。
パワーストーン系のショップでも売っていたりしますが、
おろし金がセットの、完全調味料として売ってる塩です(笑)

小学校3年生で、喜々として岩塩を買うセンス。
母ながら、とても好きです(笑)

その後しばらく、ルーペで嬉しそうに覗いていました^^

岩塩は、湿度が上がると溶けてしまうようなので、
梅雨場の保管には注意!しないと~。

長女の素敵な初買い物でした☆

股割り続いてます~ [身体の動かし方]

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続いています、
股割り!
ここのところ、股割りの記事は書いていませんでしたが、
毎日欠かさず、約20分ほどの時間を割いて鍛錬しています。
あえてストレッチではなく、「鍛錬」としたところに
僕なりのこだわりがあります。
分かりやすく書きますと
現在、ほぼ180度の開脚に加えて、
腹、胸、顔がベッタリと床に着くところまで可能になりました。
しかし、見かけだけでは、
「ストレッチ=筋肉を伸ばす」 をしているのか、
「鍛錬=股関節の可動域を広げる」 をしているのか、
判断が付きにくく、
この「股割り」中々奥の深いものでもあると思うのです。

普通、股割りと聞くと
お相撲さんのイメージと申しますか、
開脚後上半身をベターと床に着ける、
あのイメージだと思います。
僕もある程度、身体をほぐす、という見地から
このベタ着き股割りもしますが、
鍛錬のメインは
開脚→股関節から上半身を前方へ向かい傾斜させる
→肘が床へ着き、顔は床を向かず前方を向いたまま
→腹圧をかけながら、その状態からさらに骨盤を前傾させる
→すると、あ~ら不思議まるで平泳ぎの時の足の動きのように
前方に重心移動しながら足が円を描き閉じていきます。

この一連の流れは文章で表現しますと
かなり複雑な流れになりますので、
ご興味のある方は一度「股割りジャパン」さんの動画をご覧になることをお勧めいたします。
僕もそのうちに動画をアップする予定です~

股関節の可動域が広がると
明らかに、ショックを股関節で受け止めている実感があります。
今までですと、足の裏や膝で受け止めていた地面からのショックを
股関節を中心に受け止める感じです。
膝関節や足首と比較し、圧倒的に大きく
また可動域が広い関節を使うことが身体に悪いはずがなく、
鍛錬を始めてから約一年半、
始める前と比較し、ぎっくり腰の発生はゼロになりました。
ぎっくり腰に関しては様々な努力を重ねておりますので、
一概に股割りだけの効果ではないと思いますが、
かなり大きな効果であることだけは間違いなく感じます。

先日、母と電話で話していました。
たまたま健康の話になり、
「あなたも、それなりの歳になり 今までのように全てが健康と言うわけにはいかない。
どこかしら、必ず悪い部分が常にあるようになる」
の様な事を母が言っておりました。
次の二月で私、46歳になります。
この母の言葉はリアルに実感できる部分もあり
むしろ一病息災を目標に、
老化に対し、心構えと日々の鍛錬、そして「技」で乗り切っていこうと心に誓いました。
まだまだ、ここからが勝負でございます~!





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スペースレール [島暮らし]


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長男がサンタさんからもらったプレゼント、
スペースレールが無事に完成しました~。

説明書は日本語じゃないし・・
予想外に細かいパーツで、しかも壊れやすく・・・
レールも一巻きになっているとは思わず・・・
最後の微調整がまたなかなか思うようにいかず・・・
こ、こんなはずでは~!!!と思いながら悪戦苦闘でなんとか完成!

電池を入れると、中央右の部分がエスカレーターのように
螺旋状にグルグルと周り、転がした玉が無限ループ!するのです!!

しかし実際にはかなり繊細で、微妙なレールの傾きや、
わずかな振動などで玉が落ちてしまうこともあって、
なかなかループしないのですが(笑)

これがかえって子供たちは面白いようで、

「がんばれ!がんばれ!たーまーちゃん!!」などとエールを送りながら、
玉ちゃんの動向を見守っています(笑)

「サンタさんは、ほんとうにいいものをくれたな~」とは、長男の一言。

その一言、いただきました~!!

でも、結局、なんだかんだで一番楽しんだのは母だと思います(笑)

コマ回し [島暮らし]


元旦。
お正月らしく、コマ回しなど。

メンコでは、昔取った杵柄を発揮出来なかった夫でしたが(笑)
コマ回しの腕はまだまだ健在!

長男も、

「パパすごーい!」と尊敬の眼差し♪

投げる時の顔だけはいっちょ前ながら(笑)
まだまだコマを転がすだけで精一杯の長男ですが、
真剣な顔つきで、小さな手で一生懸命紐を巻く姿に、成長を感じます。

移住したての写真などみると、
まだまだ、ヒナドリのようだった長男も、
随分たくましくなりました。
今年は年長さんになって、また目覚ましい成長を見せてくれることでしょう。


人から応援されるような生き方など、長いことしてこなかった私ですが、
結婚し、移住して、農家になり、沢山の方から温かい応援を頂くようになりました。
人から応援をしてもらえるって、なんて幸せなことでしょう。
いつか、だれかに応援を届けられるれるように、
今は目の前のことを、ひとつひとつ、乗り越えていきたいと思います。

今年は、子供たちと一緒に、
新しいことにもいろいろと挑戦していきたいと思います~。




今年の抱負! [島暮らし]

母の、今年の抱負。

1、食事作りをもうちょっと頑張る!!!

以前、長女が大好きな”高橋留美子さん”についてちょっと調べていたところ、
「うる星やつら」と「めぞん一刻」を同時進行で連載していた頃、
「うる星やつら」を描いている時の気分転換に「めぞん一刻」を描き、
「めぞん一刻」を描いている時の気分転換に「うる星やつら」を描いていた。
というエピソードがあり、とても感動しました。

農家になって、一番どっとくる瞬間というのが、
畑から帰ってきてから、食事の支度に移る瞬間だったりします。
ちょっとでも休憩を挟むと逆に疲れるのでそのまま台所に立ち、

・・・まあ、たいしたものも作らないのですが(笑)

そのわりには、主婦って大変だわ!という意識が、
私の中に確かにあって、
それが、色々と邪魔をしている気がするのです。

代わりに、食事の支度に喜びをもって、
農作業の気分転換として迎えることが出来たら、
なんて幸せなんだろう~!と思い、
巨匠、高橋留美子先生と比べるのはあまりになんなのですが(笑)
食事の支度の時間に、ささやかな変化をもたらしたい!と思っています。

先日夫が酷い風邪をひいた時、
「ドラム叩いてるときは元気なんだよな~」と言っていたのも印象的でした(笑)
確かに、畑から疲れて帰ってきても、
ドラムに向かうと生き生きする夫!素敵だな~と思います♪

今年は初心にかえって、また色々手作り生活を楽しみたいと思います^^

元旦の香 [島暮らし]

年末に、島のお店で買い物していた際、
お店の方に
「やっぱり、まちの人だから、やっぱりお節は作るんですか?」と聞かれて、
え!とびっくりしてしまいました。

どちらかと言えば、
「まちのひとだから、やっぱりお節は買うの?」と聞かれるかと思ったのです。

今は家にもよると思いますが、
島では、この時期は蜜柑農家の繁忙ピーク!のため、
年末にお節を準備する習慣はなかったとのこと。

確かに!蜜柑農家でなくとも、
年末にお節の準備をするって本当に大騒動です!!!
ましてや、今のように便利な家電やグッズ等もない状況では
どんなに大変だったのだろうかと思いますし、
蜜柑農家にお節の準備などしている暇などどこにもありませぬ~。
逆に、お正月にはどんな食卓を囲むのが伝統だったのか、
今度聞いてみたいです。

元旦の朝は、
台所から漂う、干し椎茸でとった出汁の香。

結婚してはじめてのお正月。
はじめて一人で作ったお雑煮の味が、
その後、実家で食べたお雑煮の味と同じで驚きました。
別に、習ったわけでもないのに。
お正月にだけ食べるお雑煮の味が、
私の中にしっかり残っていることを、嬉しく思いました。

子供のころは、元旦といえば、父方の祖父の家に集まって過ごしました。
お正月で真っ先に連想するのは、
年末になると、普段は見慣れない豪華な食材に囲まれて、
甲斐甲斐しくお節の準備に追われていた母の姿や、
姉と一緒に、準備を手伝ったこと。
綺麗に盛り付けられたお節料理よりも、
むしろ、作りながらつまみ食いをしたり、
冷蔵庫の中に残った色とりどりのお節の切れ端の記憶だったりします。

結婚してからは、お節といえば両家の実家でご馳走になるもので、
移住後にも、お正月はいかに楽して過ごそうかしか考えていなかったのですが^^;
なんだかここにきて急に、お節を作りたくなりました。
来年から少しずつ、我が家のお正月の味を作っていきたいです。


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