和傘 [島暮らし]
3年生の長女の学年では、三学期に”昔の暮らしについて”の学習をするそうです。
家にある古い道具を学校に持っていきたいということで、
庭の水場に置いてあった”洗濯板”を持っていくことにしました。
我が家にとっては持ってこいのテーマ!なのですが、
如何せん、めぼしいものはというと重いものばかりだったので、
10年ほど前までは島にゴミの回収が回っておらず、
焼却炉を兼ねて、お風呂を薪や家の不要物等で沸かしていたことや、
その残り灰や、火消壺や水に入れ消火した消し炭を、
火鉢や、七輪で使用していたこと。
そして、最後に残った灰を畑に撒いて、また作物を育てていたこと。
などを話しながら、写真を印刷してみました~。
島に来て、夫婦で感動したのは、この昔ながらの暮らしのサイクルでした。
色々な写真を探して、移住したての頃の写真を見ていたのですが、
なんと楽しそうなことでしょう!
まあ、仕事もせずに遊んで暮らしていたので当たり前なのですが(笑)
今年は、初心にかえり、また島ならではの暮らしを楽しみたいと思います~。
そういえば移住したての掃除の時に・・・と、
倉庫から引っ張り出してきたのが・・・番傘?蛇の目傘??
一体いつ頃使われていたものなのでしょう。
紙が相当劣化しており、
開閉する度にバリバリと音を立てて破けていくのが切ないのですが(汗)
なかなか、かっこいいです!
破れてなかったら使いたいぐらい(笑)
そのうち、紙の貼り替えにもチャレンジしてみたいものです。
長女に、学校に持って行く?と聞いたところ、
最初、普通に傘として使用するかと聞かれたと思ったようで、
「えぇ・・これはさすがにぃ・・・」と言っていました。
さすがに母もそこまで鬼じゃないです(笑)
こういう珍しいものが出てくるのが、空き家物件の面白いところです♪
島では、昔ながらの道具など、まだまだ現役で使用しているお宅も
多そうなので、面白い授業になりそうだな~と思います^^