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宣伝! [みずたま農園]

みずたまロゴ3.jpg

このブログ「移住しようぜ」というタイトルなのですが
当農園、「みずたま農園」のオフィシャルブログという位置づけでもあるわけでして
突然ですが当農園の宣伝、紹介をさせていただきます。

まず、当農園のモットー!
それはズバリ
安全、安心な柑橘を適正価格で
色々と主張し合い、ぶつかり合いながらの夫婦農園経営ですが
ここだけはピッタリ同意見。
そしてこのテーマを基礎とし、
農家直売の新しい販売ルートの定義、開拓
それに伴う浮いた中間マージン分を消費者と生産者で分け合うこと、
というのが目標であります。
お値段的に
安くも高くもなく
消費者と生産者が共にその価値を共有し
ウィン&ウィンの関係を築ける価格=適正価格
100円ショップに代表されるような激安の商品でもなければ
メルセデスに象徴されるような高級志向でもなく
あくまでお届けしたいのは
適正な価格での商品なのです。
思えば、
この二極化
不必要とも思えるほどの馬鹿げた値段のついた高級品や
思わず、「これも100円ですか?」と店員さんに聞いてしまうような
安い商品。
適正価格というものをある意味丸っきり無視した値段とも取れるような
経済の仕組みが
今現在日本国内で起きている様々な問題の
大きな原因の一つとも考えております。
日本経済がバブル崩壊する前の
商店のチラシなどを見ていると実に物の値段が安定しており
今見ると少々「高い」と感じるものもあるのですが
実はその商品一つ、一つに付けられた、
安定した「適正価格」が
日本経済、国民の暮らしを強く支えていたのではないでしょうか。

当農園、みずたま農園では

温州みかん
いよかん
レモン
はるみ
はるか
あまなつ

とこれから順次、出荷の予定でございます。
当農園がある愛媛「中島」は
いよかんの高値、「日本一」がついたこともある
まさに柑橘王国でございます。
是非!当農園の柑橘たちをご賞味くださいませ~
ご注文、ご連絡はこちらまで↓

nakajima_citrus@yahoo.co.jp





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お弁当 [島暮らし]

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何歳になっても
母親というものはありがたい存在でして
僕の母親も妻のお母様も
季節の変わり目や
何かの記念日や
別に何でも無い日でも
遥か東京の地から
色々なものを段ボールに詰めて
送ってもらっています。
先日、妻の母上からは
子供たちへの沢山の肌着を送って頂きました。
急激な寒波に襲われた四国地方。
まるでそれを予知されていたかのようなタイミングで
肌着は届きました。
母なる大地、母なる海
のような言葉がありますが
これほど的を得た言葉はなく
「父なる」ではなんとなくピンときません。
男の僕には確実に理解不可能な現象、妊娠。
自らの身体に別の命が宿るということ
あらためてその事を意識するとき
畏れすら感じたりします。
その昔
博多にいた祖母が健在だったころ
喜寿のお祝いの席での写真があり
そこに並ぶ母の一族を眺めていたとき
祖母から派生した命の多さに感動したことを覚えています。

母から届く荷物や手紙
それはどこか気恥ずかしかったり
野暮ったさを感じたりしますが
偉そうにヒゲなどを生やして
一人前になった気でいても
母から見ると、オムツをして泣いていた頃の僕と
今でもそんなには変わらないのかも知れません。
以前
電車に乗っていた僕の前に
一組の親子。
あれは三歳くらいの子だったのかな。
小さな男の子が満面の笑みを浮かべ
「僕ね、お母さん大〜好き。」
と言っていた風景を8ミリフィルムを見るような感じで
記憶しています。
ああ、俺もそうかも。と何だか突っ伏して泣いてしまいそうで
泣いたらみっともないと必死で堪えました(笑)

先日、みかんを捥いでいました。
ここ最近天候が悪く
晴れ間があるときは必死です。
そんな仕事の最中
「飯食ったのか〜?」
と初老のご夫人に話しかけられました。
「いえ〜まだです〜!」
僕は答えました。
ご夫人何も言わずにその場を去り
しばらくして僕の為にお弁当を持ってきてくださいました。
暖かい特大のおにぎりが6つ、キンピラにオカラがおかず。
おにぎりに絶妙の塩が効いていて
さすが外仕事をする人間の舌を理解していらっしゃると感じ、
同時に母を思い出しました。
「お腹空いてないの?」
母の声が聞こえてくるようで。

全身麻痺、舌で絵を描く画家 星野富弘さん。
以前職場の同僚にプレゼントされた、星野さんの本の中に
看病をしている星野さんのお母様が
「我が身を切り刻んででも生きる力を富弘の身体の中に送り込みたい」
と回想したと記してありました。
星野さんはそれほどの愛に応える術を持っていなかったと書いていらっしゃいますが
舌で絵を描くことへの挑戦は
やはりこのお母様の愛情と無縁では無かったのではないでしょうか。

親孝行を思う時
なんだかシュンとしてしまう僕ではありますが
とにかくも自分の理想に挑戦し続けることが
親孝行でもあるのかななどと勝手に思い込んでいます。
ですが、母からすれば僕が元気であれば
お腹など減らさず、元気であれば
きっとそれでいいのかも知れません。
結論として母は偉大です、ハイ。















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みかんが美味しすぎるんですTдT [畑]

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ついに!みずたま農園みかんの収穫が始まりました。
このみかんが、美味しいんです!!
本当に美味しいぃぃぃぃTдT

あんまり美味しくて、つい夜中の真っ暗な倉庫に一人で
こっそりみかんを食べに行ったり、
収穫中、「ああ、このみかん、ぜったい好き♪」なんて、
好みのタイプのみかんを見つけてはポケットに詰め込んで、
その後、みかんカゴを運ぶ途中でうっかり潰して
ポケットの中をみかんの汁でびちゃびちゃにしたりしています(笑)

「日本一美味しいね!こんな美味しいみかん食べたことない!」

とか言いながら、

ふと
「かわいいね!こんなにかわいい子ども達見たことない!」などと

自分たちが常日頃話していることに気づき、
客観的な舌が欲しいな、と思うところではあります。


一時期、夫婦の間で「客観的に見てもかわいい」という言葉が
流行ったことがありました。
もちろん、うちの子ども達の話です(笑)

親の言う、客観的ほどあてにならないものもないなと思います(笑)

あ、でも、そんな話をしていた時、ちょうどそれを聞いていた
私の父=子ども達のおじいちゃんが、
「ああ、私も客観的に見てかわいいと思いますよ」と言ってました。
なので、やっぱり間違いなくかわいいのでしょう(笑)

で、何が言いたいかというと、

”うちのみかん、客観的に食べても、美味しい!美味しすぎるー!!”

因みに、なんと糖度は13度~15度!
15度超えもゴロゴロ出てます!!!
糖度の高さに加えて、ほどよい酸味もある、濃厚な味わい。

こ、これって本当に美味しいんじゃないの!?


あまりの美味しさに、既に来年へのプレッシャーを夫婦で感じているほど。

畑をお借りしてからずっと、亡くなられた元の畑の園主さん達や、
今お借りしている家に元々置かれているご仏壇に手を合わせている夫。
私達の今ある生活や、畑の作物は、
まだまだ、私達が作ったものとはいえないものかもしれません。
森を開墾し、代々土地を守られてきた島の方々、そして大切な畑を
移住者の私達に快く貸して下さった方々、ご指導、応援頂いた方々、
そして島の恵みに心から感謝します。


みかん、美味しいですTдT






泣き虫な次女 [子ども達]


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日に最低でも3度は転ぶ、おっちょこちょいの次女。
最近はたくましくなって、
「ぜーんぜんへっちゃらー!」なんて言うことも多いけど、
それでも日に一度は泣きます。

それも本当にこーんな→(TДT)顔で泣くものだから、
みんなに”いい顔で泣くねぇ”とよく褒められます。褒められてない?(笑)

そんな次女が、昨日、泣きました。

朝、着る服がなかなか決まらずにしばらくタンスをごそごそした後で、
「そうだ!昨日の服をまた着るんだった!」と、お風呂場の脱衣所に
置いてあった服を取りに行った次女。

脱衣所から持ってきたズボンの中から、昨日履いてたパンツも一緒に出てきてしまい(笑)

一瞬フリーズ!

しかしその次の瞬間!もうめんどくさいからパンツも履いちゃえ!的な行動を取ろうとしていたので、
「ちょ!ちょっと!」と声をかけたのきっかけに、泣き出しました(笑)

最初は、突然声をかけられてビックリ&恥ずかしくて泣いたのかと思っていたけど、
きっとそれはただの引き金に過ぎず、
抑えていた蓋が開いて、感情が奥底から湧き上がってきたかのように、
いつまでも泣き止まなくなってしまいました。

感情開放。まさにそんな感じ。
最初は「どうしたの?」と聞いていた私も、その質問が意味をなさないことを察して、
次女を抱っこしました。

照れ屋の次女は、最近は抱っこしてもすぐにするりと逃げていってしまうのですが、
(そのくせ、夜は私の布団の中にもぐりこんできたりする、かわいい次女です^^)
この時は、私の腕に抱っこされたまま、いつまでも哀しい動物の咆哮のような泣き声をあげていました。

次女、いつの間にこんなに大きくなったんだろう・・・・・。

次女が生まれた時、お姉ちゃんはちょうど嫌々真っ盛りの2歳なりたててで、
どうしても長女に気が向きがちでした。
生まれた時から穏やかだった次女は、おくるみに包まれながら、
いつでもにこにこ笑っていたんだっけ。

小学校に入学した長女と、まだ小さくて手のかかるやんちゃな長男に挟まれて、
ますます手をかける時間の少なくなってしまいがちな次女。

いつも明るく優しい次女に、ちょっと甘えすぎていたのかな。
そう思いながら、私も一緒にぼろぼろ泣きました。

しばらくそうしていたら、2階から目覚めた怪じゅ・・・いや長男が
ドンドンドンドン!と降りてきて、ガラッと扉を開きました。

絶対、次女をおしのけて膝によじ登って来るーーー!と思ったら、
「おねえちゃん、どうしたの?」と心配そうに、覗き込み一人で遊び始めました。

長男の成長にもじーんときつつ、
もうしばらく次女を抱っこしていると、

そこまでずっと、うぉーんうぉーんと泣き続けていた次女が、突然長男の手を掴み、


「あーこれ、ちょっときったほうがいいね」と一言。

えっ!?

しかも、次女らしいいつものすっとぼけた調子で(笑)
確かに、長男の爪、伸びてますけど(笑)

それを機に、何事もなかったかのようにケロッとスッキリした顔で
私の膝から降りて行く次女と、
一人取り残され、唖然とする私・・・(笑)

「・・・で、なんで泣いてたの?」と改めて愚問ながら聞いてみたところ、

「わすれちゃった!」と。

まあ、そうですよね。そうだと思いました。
長女もいつも、
「Nちゃんはきりかえがうまいんだよねー」と感心していますが、
本当に、このきりかえ方、ハンパない!

やはりすごいな、次女。

どんどん歩いていく子ども達。
そのうち、転んでも振り返らずに、遠く歩いていってしまうのだろう。
私の前で涙を見せてくれるのは、いつまでだろうか。


色々落ち着いたら、次女と2人でデートしよう!







もぎます~ [畑]

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もぎます。
みかん。
オレンジの水玉は段々と減っていき
樹は葉っぱの緑一色へ。
あと少しで全部
と思うと
なかなか、これが終わりません。
込み入った枝を分けて
黙々と鋏を入れて
パチン、パチン。
間違えて
自分の指なども切ってしまい
出血。
僕だけでなく、妻も切ってしまい
出血。

ものを切る道具だけに
指など簡単に切れます。
先日、
NHKの朝の番組で中島が登場。
島のベテラン農家さんが
収穫時、鋏を入れるシーンを観ました。
これが、
は、早い。
捥いだ者にしか分からないそのスピード
10秒ほどのシーンでしたが
凄いインパクトでした。
早速その当日
真似をしてみるも
再度、指を切りそうになり
怖くなって断念(笑)
まどろっこしさを感じつつも
今の僕にできる
ギリギリのスピードで
もぎます。
みかん。

でかいバイク
アメリカンバイクに乗って
ドゥービーブラザーズなんか口ずさんで
高速道路を
制限時速を守って
のんびり、のんびり
気ままに走りたいけど
春が来るまでは
どうやら不可能な模様。
あっ
アメリカンバイクも無かったんだっけ。(笑)
よ~し
一生懸命働いて
目指せハーレー乗り!
でも
その前に
もぎます。
みかん。
イエイ!

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家族みんなで [島暮らし]

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島中がみかん畑の中島では、只今収穫真っ盛り。
農家さんたちが一年で一番忙しくなる時期を迎えています。
あちこちの畑で、
かわいい水玉たちが消えていくのはちょっとだけさびしくもあり、
旅立っていく水玉たちを思うと、嬉しい気持ちでいっぱいになります♪

ちょうど一年前、島に移住してきた私達が、
最初に泊まったのは、我が家ではなく、
今は使用されていない、お隣の師匠家の奥様Hさんのご実家でした。

Hさんとは、
2回目の夫単独の移住視察の際、
この家を見つけてくれた”農音”メンバーと家を見に来た際、
たった一度お会いしただけだったのですが、
その後もメールや電話で島の外にいる大家さんとの間を取り持って頂いたり、
引越し作業が円滑に進むようにと、ガスや電気等の色々な手配をして頂いたり、
本当にありえないほど、お世話になりました。

そして、小さなお子さんもいるから、と配慮して頂いて、
最初の2日間、Hさんのご実家に泊まらせて頂いたのですが、
引越し後、まさかの井戸水ポンプの故障やボイラーの故障も発覚し、
家もすぐに住めるような状況ではなかったので本当に助かりました!

その後も、色々差し入れて頂いたり、
本当にS家なしには我が家の島暮らしは始まらなかった!と言っても
過言ではないほどに、今でもお世話になっているのですが・・・

それからかなり経った後で、
去年はみかんの成り年で、本当に大変だったという話を聞き、
申し訳なさと感謝と胸でいっぱいになったのを、
今、我が家が初めての収穫を迎え、改めて思い出しました・・・。

さて、先日の話。

雨で中止になりがちの収穫作業の遅れを取り戻すべく、朝から夫婦で収穫作業。
普段ならお昼には一旦帰宅するのですが、この日は
近くの商店で買ったパンをフェリーの待合所でいただいて、その後も夕方までひたすら収穫~!

その間、長男、次女は、文句ひとつ言わずに、車の中や畑で遊んでくれていました。

家に帰ってPC作業中の私の膝によじ登ってきた長男が

「ずっとこうしたかったんだい!」と一言。。。(涙)

内仕事の時には、作業中の私の傍におままごとの道具を並べて、
ケーキ屋さんになる次女を見ていると、いつもトトロのめいちゃんを思い出します。

本当に、家族みんなで農家になったなと思います!

いまどきは小さなうちから保育に入るのが当たり前で、
畑に子供を連れて行くこともないのかもしれません。

でも、なんだか、とても我が家らしいスタートだなと思い、
ときおり、大変ながらも、大きな幸せを感じます。

もちろん、小学校に通っている長女の頑張りも忘れません!
彼女の頑張りが、妹弟達、そして私達夫婦にも波及していくのが分かります。
きっと少し、無理をさせているところもあると思うけれど、
これからも、こうして家族で頑張っていけたら幸せです。


みんなで頑張って、みんなで農家になりました。


作業中、歌うべからず! [ひとり言]


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>現実逃避したり、ギャーギャーわめいたり、怪我したり、弱音吐いたり
>ダメ人間丸出しの僕。
>そんな僕を尻目に妻は終日、平常心で穏やか。
>マイワイフ、スゲー!
>尊敬、素直に。(笑)

先日、夫がこんなことを日記に書いていましたが。

わたしは基本、
「お前が走るとろくなことがおきないから走るな!」と言われておる人間です(笑)

夫いわくBPM82のスローテンポ(笑)
ごくごくたまーに、年に1回とか、数年に1回のペースで、
突如として沸々として動き出すことがあったり(なかったり)。

なんというか、
動物のナマケモノが、週に1度排便のために樹から降りてくる的な。。。(笑)

歌うのは大好きな私ですが、
私にかかれば、どんな曲でもBPM82なわけです(知らないけど(笑))

ふんふふ~ん♪と、
少し前、ご機嫌で歌を歌いながら洗濯物をたたんでいたとき気づいた衝撃的な事実。

し、仕事がはかどらねーーーーー!!!!!!!!!

BPM82の歌じゃ、全然仕事がはかどらない!
これまで生きてきて、何故今までそれに気がつかなかったのかと愕然としました(笑)

以来、作業中にはYoutubeの作業用BGMを流すことにしています。
はかどるはかどる~!!!
まあ、動き自体がゆっくりなものだから、たいしてはかどりもしないのですが。

あまり腹を立てたりもせず、呑気で、本当にナマケモノみたいな私。
基本的に、常に現状に満足していて、全てに意味があると思っているので、
アクシデントにも強いです。

ただ、ひとつ困ったことは、なかなか新しい一歩を踏み出せないこと。

夫は、ギャーギャーわめいたり弱音を吐いたりしながらも、
一歩を踏み出す力を持っている。

そして、動き始めたら!

なんといっても夫、ドラマーですから。リズムキープがうまいわけです。
さすがの私でも、BPM上げて動き始めます(笑)

(ああ、そういえば私が唯一演奏?出来る楽器といえば、ディジュリドゥ・・・・。
ぶぉぉぉぉぉ~~~・・・・。)

二人とも、なんだかんだで変拍子で生きている人間だから(笑)
なかなかピタッと合うことはないのだけど、そのピタッと合った瞬間、
二人の力が揃った瞬間、ここまでも本当に奇跡のようなことが沢山起きてきました。

大いなるものに、私達は守られている。
そう、信じざるを得ないような沢山のことが・・・。

夫婦って、よく出来てるんです!
そして、それは他人からは決して分からないもの。

当人同士にも分からないことってあるのかもしれません。
きっと、まだまだ。




為せば成る! [畑]

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只今収穫シーズン到来!
みずたま農園大忙し!
ひたすら、ひたすら、みかんを捥ぎます!
せっせ、せっせ!

この少し前
レモン畑の整備をしました。
当農園のレモン
ご存知の通り農薬不使用のため
当然除草剤も不使用。
草刈機や鎌で雑草を退治します。
当農園では只今4箇所のレモン畑がありまして
区別のためにそれぞれに名前をつけています。
長浜レモン、恋の窪レモン、宇和間レモン、熊田レモン。
先月、施肥のために恋の窪レモンと宇和間レモンの樹の根元まわりを
妻と二人、頑張って綺麗にしました。
やはり競合する雑草を排除して肥料の効きを良くするのが狙いです。
ところが
恋の窪レモンの樹の周りには巨大な石が一杯。
草刈機を回すときもこの石が邪魔をして
大変でした。
これら大量にある石を二人で全て除去。
作業を始める前はそんなことは不可能だと思い込んでいたため
全ての石を撤去して、雑草も削り綺麗になった恋の窪レモンを見たとき
感動しました。
為せば成る。為さねば成らぬ何事も。
できるかできないかはやはりやってみなければわからないものですね~

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慣行農法でやられている方から見ると
ただの荒れた畑かも知れませんが(笑)
綺麗になった恋の窪レモン。
樹勢が弱くなっている樹もこれで元気になってくれたらいいなぁ~!
只今レモンたちも順調に成長しておりまして
ミカンの出荷が落ち着き次第、黄色く色づいたレモンたちを又
再発できると思います~!
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祝・島暮らし一周年! [島暮らし]

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12月3日で、私達の島暮らしがちょうど一周年を迎えました!!
写真は、まさにフェリーで中島へ向かう道中です。

(先日記事にした、東京のマンションを後にしてからタイムラグがあるのは、
両家の実家に少し滞在していたからです^^)

こんなにあっという間!の一年を経験したのは、
もしかしたら子供の頃以来かもしれません。
夢の中を生きているような、ちょっと不思議な時間の流れです。

1年間、大きな病気や怪我もなく、
家族で元気に過ごせたことに感謝!!

お世話になったみなさま、ありがとうございました。

これからも、みずたまファミリーがんばります♪


押忍! [島暮らし]

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サラリーマンの頃から残業が大嫌いでした。
僕の前職は大学の事務職員。
図書館勤務だったために閉館後、約15分でキッカリ業務は終了。
約6年間の勤務中、残業は数えるほど。
これが6年もの間サラリーマンができた最大の理由だったと
今はつくづく思います。
おまけに、おまけに
夏休みは約三週間、冬休みは約二週間、その他に標準の有給が付き
週休二日、基本祭日は休み。
ドイツ人か!というほどのお休みに恵まれ(笑)
腰掛のつもりがついつい6年も働いてしまいました。
年間有給休日、実に約150日!
働いていたころはこの時期、頭の中は冬休みのことで頭は一杯。
何をして遊ぼうか、と そればかり考えておりました(笑)

就農にあたり
実は一番気になっていたのは
このあたりの事でして
自営ともなると
「6時になったから帰ります」
とはいきません。
いつ働いて、いつ休もうが
誰に何を言われることもなければ
放置した仕事は自分たちでやる以外に
誰もやってはくれません。
生まれてから今まで長時間労働というものを
ほとんど経験したことのない僕は
もし、そんな事態になったときに
果たして耐えられるのか?という恐怖がありました(笑)

やはりこのミカンの時期
我が家も幸いなことに繁忙期を迎え
休みらしい休みが取れません。
僕は疲れが溜まってくると
短気になりがちで、気持ちも暗くなってきたりするときがあります。
一昨日の仕事中だったでしょうか。
忙しいだけでなく、販路開拓などこれからの経営方針のことなどで
なんとなく気持ちが重くなり
それでも身体は動かさねば、っと
なんとか頑張っていた時、
ホントにフッと
幼い頃、近くの商店街まで、母と妹と共に夕暮れの街を歩く記憶が
鮮明に蘇り
一瞬で気持ちが軽くなりびっくりしました。
育児書かなんかで
わが子が困難に対面したとき、
その子がどれだけ暖かい家庭の記憶を持っているかは非常に重要である
という風な文章を読んだことがあります。
読んでいた時は
「そうか~?」と懐疑的に読んだのですが、
これか!っと思わず納得(笑)
「安心感」というものは
やはりそれ自体、強力な推進エネルギーを含んでいる
そんな風に感じてしまいました。

忙しいときもありますが
時として
今日はやめた!
っと僕の自由にできる時間も多々あるので
メリハリをつけてまた頑張っていこうと思います
押忍!



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