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押忍! [島暮らし]

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サラリーマンの頃から残業が大嫌いでした。
僕の前職は大学の事務職員。
図書館勤務だったために閉館後、約15分でキッカリ業務は終了。
約6年間の勤務中、残業は数えるほど。
これが6年もの間サラリーマンができた最大の理由だったと
今はつくづく思います。
おまけに、おまけに
夏休みは約三週間、冬休みは約二週間、その他に標準の有給が付き
週休二日、基本祭日は休み。
ドイツ人か!というほどのお休みに恵まれ(笑)
腰掛のつもりがついつい6年も働いてしまいました。
年間有給休日、実に約150日!
働いていたころはこの時期、頭の中は冬休みのことで頭は一杯。
何をして遊ぼうか、と そればかり考えておりました(笑)

就農にあたり
実は一番気になっていたのは
このあたりの事でして
自営ともなると
「6時になったから帰ります」
とはいきません。
いつ働いて、いつ休もうが
誰に何を言われることもなければ
放置した仕事は自分たちでやる以外に
誰もやってはくれません。
生まれてから今まで長時間労働というものを
ほとんど経験したことのない僕は
もし、そんな事態になったときに
果たして耐えられるのか?という恐怖がありました(笑)

やはりこのミカンの時期
我が家も幸いなことに繁忙期を迎え
休みらしい休みが取れません。
僕は疲れが溜まってくると
短気になりがちで、気持ちも暗くなってきたりするときがあります。
一昨日の仕事中だったでしょうか。
忙しいだけでなく、販路開拓などこれからの経営方針のことなどで
なんとなく気持ちが重くなり
それでも身体は動かさねば、っと
なんとか頑張っていた時、
ホントにフッと
幼い頃、近くの商店街まで、母と妹と共に夕暮れの街を歩く記憶が
鮮明に蘇り
一瞬で気持ちが軽くなりびっくりしました。
育児書かなんかで
わが子が困難に対面したとき、
その子がどれだけ暖かい家庭の記憶を持っているかは非常に重要である
という風な文章を読んだことがあります。
読んでいた時は
「そうか~?」と懐疑的に読んだのですが、
これか!っと思わず納得(笑)
「安心感」というものは
やはりそれ自体、強力な推進エネルギーを含んでいる
そんな風に感じてしまいました。

忙しいときもありますが
時として
今日はやめた!
っと僕の自由にできる時間も多々あるので
メリハリをつけてまた頑張っていこうと思います
押忍!



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