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みかん [畑]

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移住したての頃
県の指導員的立場のSさんから
色々と柑橘について話しをお聞きしていました。
その時
僕の興味は、
今まであまり知らなかった中晩柑
紅マドンナや甘平、せとかなどに向き
それらへの質問ばかりしていました。
その途中不意にSさんが
「やはり、柑橘の基本は温州みかんですから」
と仰いました。
正直、ど素人農業未経験の僕には
Sさんの言葉の意味するところが理解できず、
しばらくは
夢の柑橘と言っても過言ではない、
新品種の事ばかり考えていたように思います。

農業を始めて
まる三年が過ぎました。
改めて
Sさんの言葉が思い返されます。
みかん。
まず樹勢が強い。
これは重要です。
その樹勢の強さは
苗木の内から、早くも分かります。
やはり色々と掛け合わせをしていないだけに
他の中晩柑と比較して
野生に近い部分があるのかも知れません。
次に
知名度が高い。
みずたま農園のように
生産から販売まで一貫するスタイルでの営農にとって
これは非常に大きいのです。
甘平って何?
という方はまだまだ沢山いらっしゃると思います。
ですが、
みかんって何?
という方は日本においてはおそらく皆無に近い。
当たり前のようではありますが
説明が不用という事は
商売上、非常に有利な事柄と感じます。
そして
土地の広さに対しての収穫量が多い。
みずたま農園では
みかんと並んで主力とするべくレモンに力を入れているのですが、
レモンはみかんと違い、
量を出すのに土地の広さが必要なのです。
みかんは驚くほどコンパクトな農地でも
それなりの収量が出せます。
樹がさほど大きくないために収穫もしやすく
女性でももぎやすい。
やればやるほど、みかんの底力を感じてしまいます。

大儲けは出来ないかも知れませんが
とにかく、「カタイ」品種である温州みかん。
専業農家として地に足をつけた生活をするなら
やはり、
みかんで勝負!
とあえて感じる今日この頃でございます。

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新しいバッシュー [買い物]

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少し前ですが
バスケットシューズ=バッシュ
を買いました。
ナイキのズームKD9というバッシュ
なのですが、
これが履いておりますと
ウキウキしてきます(笑)
思えばバッシュ、大好きでした。
高校生の時、ニューバランスのバッシュが流行り、
購入したのを皮切りに
一時期は靴といえばバッシュ、というくらい
好きでした。
特にナイキのバッシュが好きで
その中でも
エアジョーダンⅥのブラックが
一番のお気に入りでした。
今でも根強いファンがいるのか、
ナイキの公式ショップにも復刻版がありますね〜
バッシュ
激しい運動をするための靴なので
とにかく履き心地、クッション共にサイコーで
子連れで長時間モールなどを歩くと
明らかに疲れ方が違います。
これに慣れてしまうと
革靴などは履く気にもならず
下駄箱でホコリを被るようになりました(笑)
このKD9、
大人っぽい雰囲気、色使いで
色々な服に合わせやすく
出かけるのが楽しみになりました。

普段は圧倒的に
泥だらけの長靴を履くことが多いだけに、
ピカピカのバッシュは
何だか自慢したくなるような
子供っぽい気持ちにさせてくれます。
20年ぶりくらいに買った
新しいバッシュ。
気持ちまで若返ったようであります〜
さあ
何処へ出かけよっかなぁ〜

子供用マーチングスネアGET! [買い物]

またまたヤフオクで楽しいものを手に入れました!
ネギドラムというブランドの
子供用マーチングスネア。
10インチの口径におそらくは7インチの深さ、
吊り下げバンド付きで
とっても可愛いこのスネア。
まずまずキレイで、
軽く磨いただけでピカピカになりました。
早速叩いてみますと、
口径が小さいだけに
音がまとまり、残響、音量ともにとってもマイルド。
リムショットをしてみますと、
基音の短い、小気味よいサウンド!
テンションは一気に上がります。
使用していなかった胴無しバスドラムと組み合わせて
他のセットで使用していた、
これまた胴無しのロートタムを使い
パーカッシブセット完成!
ジャーン!
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全体的に基音短く、音量も控えめのために
コントロールしやすく、
普通のスネアとの組み合わせですと、
どうにもバランスがとれなかった
胴無しバスドラムも
エフェクトをかけたような音に感じられ
もう、サイコー!
ドラムンベースのようなフレーズを叩きますと
楽しくて、止まりません〜

これで部屋には
ドラムセットが用途別に三台(笑)
楽器屋さんのようになりました〜
イエイ!


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ステッカー [島暮らし]

小学生の頃
ある日
二段ベッドがやってきました。
テンションはMAX!(笑)
当然
上段を我が物に。
ワクワクしましたね〜
寝台列車を彷彿させる、
あの感じ。
ハシゴを登ったその先には
僕だけの神聖な空間がありました。
その上段の壁に
無数のステッカーを
とにかく夢中で貼りまくりました(笑)
当時はそれが
僕にできる精一杯のインテリア、(笑)
とも言えまして、
最終的には壁一面、ステッカーだらけになりました。

そんな記憶が不意に甦ったのか、
突然、軽トラックにステッカーを貼りたくなりました。
僕のトラックは
ダイハツ、ハイゼット。
まだまだ島では同じ型が沢山走っています。
軽トラックだらけの中島。
差別化、という意味もあったのですが
特に必要性もない行為
やはり前述した飾り立て的ニュアンスの方が大きいかな、と(笑)

既に何枚か貼っているのですが、
一番お気に入りはこちら

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ズーム

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初代ウルトラマンのものと随分迷いましたが
最終的にセブンに決定!
貼り終わった後、早速長男に自慢。
「セブンや!」
と長男も大興奮(笑)
やはりウルトラマンは永遠のヒーローなのです。

さあ、貼りまくろう!


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朝だ! [島暮らし]

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朝が来ました!
東京で暮らしていた時は
どちらかと言えば、
と申しますか
完全に(笑)
ブルーな時間帯でした。
移住してからというもの
あの忌わしい(笑)
通勤電車から解放され
清々しい気持ちで迎える朝が
驚くほど増えました。
長女などはこの時期、5時半には起床し
自分の部屋で読書をしています。
うんうん
分かりますその気持ち。
一年を通して、ゆっくりとした時間が流れる島暮らし。
でもやはり
その良さが一番感じられるのは、
ズバリ!
夏だと思います。
都会の暑さとは何処か違う
爽やかな夏がココにはあるのです〜

朝。
ただでさえキレイな島の空気が
より一層透明感を増し
見上げる空は
絵葉書のような美しさです。
この素晴らしい朝に
心から感謝して
今日も1日張り切って!
まいりましょう〜
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ヒント [島暮らし]

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夏は植物にとって
大いなる成長のチャンスの時期であると共に
干ばつなどの気候の激しさに伴う危険多き季節でもあります。
この辺り、
柑橘農家として
樹々を栽培しておりまして
彼らは
生きるヒントを僕にくれます。
やはり、
どの世界でも
ハイリスク、ハイリターン
ローリスク、ローリターン
が基本なのだなぁと感じます。
チャンスの陰にはピンチがあり、
また
ピンチの陰にはチャンスがある。
植物は気温の下がる冬の到来とともに
活動を最小限に抑え(全ての植物というわけではありませんが)
来たるべき春に備えて
ジッと寒さに耐え、冬を超えます。
そして、
春が来て
気温も上昇し、
梅雨が来、水分を補給し、
そして
夏、
グンっと勢力を拡大します。
前述したとおり
危険の多い季節でもありますが、
夏は生物にとって
チャンスとピンチが混在する
生命力溢れる季節なのだということを
再確認させてくれます。

チャンスを感じた時
同時に警戒すべきです。
時としてすぐ先には落とし穴が・・・。
そして
ピンチを感じた時。
絶望を感じた時。
そこには・・・・・
思わぬチャンスがあるのです~!
そう!
ピンチの時こそ
笑顔で前進じゃー!
イエイ!



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夏休みまで・・・・ [島暮らし]

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次女と長男が何やら話しています。
「あと三回学校へ行ったら夏休みやで~」
子供たち、
すっかり西と東の言葉をハイブリッドに使い分けるようになりました。
我が子が伊予弁を話しているのを聞くのは
適応能力の速さを感じ、
未だに標準語で話している自分と比較すると
尊敬に似た感情を抱いてしまいます。
なんか、カッコイイ~!
時として、子供たちの真似をして
伊予弁で話してみるものの、
何処か照れ臭く、なじめません。
ここ中島では
僕のようないい歳をしたオッサンは
自分のことを
「ワシ」と言います。
う~ん、ワシかぁ~
何だか劇のセリフを言わされているようで・・・・
でも意識して使ってみようかしらん。

この夏休み前の時間、
良いですよね~
思い出します。
僕の中では
誕生日よりも、お正月よりも、クリスマスよりも
一年の中で最大のイベントでした、夏休み。
その圧倒的な期間の長さは
その休み中にやることを想像しているだけで
心の中はワクワクし、
入道雲のようにムクムクと好奇心が青空へ広がっていくようでした。
なぜ、あんなにも楽しみだったのか。
今はもう、だいぶ忘れてしまっています。
ですが、
我が子の表情を見る時、
僕の中での少年が
ふと目を覚ますようで
遠い夏の日の
あの透き通るような感情が
スッと蘇ってきたりするのです。


家の中でカブトムシとクワガタが
ごそごそと虫かごの中で音を立てています。
昨日は、
脱走した雌カブトが
寝室の中に乱入してきました。(笑)
暗かったので
最初は羽音しか聞こえなかったのですが、
その力強い羽音は
一聴してカブトムシのそれとわかり、
さすが、
やはり昆虫の王様はカブトだなぁ
などと再確認してしまいました。
カブトムシ、クワガタ
黒光りする、その堂々とした姿は
今見ても
ワクワクしますし、
カッコイイなぁと思います。
昨今は虫の世界も様変わりし、
僕の時代には図鑑の中でしか見れなかったような
珍しい外国のカブトムシやクワガタも
個人で所有できるようになってきていますが、
僕はやはり純国産ともいうべき
日本のカブトやクワガタが一番好きでありまして、
ヘラクレスオオカブトに代表されるような
外国産の甲虫は何処か「亜流」のように感じてしまい
あまり興味をそそられません。
小学生の夏休み
近くに住んでいた
伯父の家によく泊まりに行きました。
従弟のエーちゃんと
懐中電灯を持って日が暮れた雑木林へ向かい
そこにカブトやクワガタを発見した時の
「あの」喜び!は
大人になっても失ってはいけない、
大切な感情なのだ、と思います。

坂の上に広がる
その先に見える真夏の風景は
僕の中での好奇心の象徴であり、
暑さでバテたりはしますが、
やはり今でも大好きなのであります。





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入れ替わる [島暮らし]

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最近、
食や、考え方など
「生き方」について
抜本的に見直しているせいか、
かつてない
「真空」な瞬間を感じることがあります。
過去や未来
現在地点や目的地
今まで当たり前に存在していたものが
瞬時に消え失せ
生まれたてのような
「点」であるような
全く新しく、
且つ
どこか懐かしいような
不思議な感覚です。
この感覚が
何を生み出し、
何処へつながって行くのか
茫々とした心境で
自らの内面を見守っています。


虚無

解放

涅槃

歓喜

大宇宙へ向いた

僕という名の意識

ありふれた日常に

目の前に

溢れるエネルギー

枯れることのない

愛情と感謝の泉

光と影の間に

ただ一瞬

存在という奇跡。

輪廻転生の枠を外れ

永遠の意味を知るなら

供給される無限のエネルギー






僕の中で何かが入れ替わっているような、
そんな初夏の朝。

あっそう言えば昨日は今シーズンの
「初泳ぎ」で我が地元の長浜で
ちょっとだけ海に浮かびました。
重力からしばし
解放されるような、
浮遊感。
汗ダラダラの
農作業の後の海水浴でしたので
最高でした~。














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拓く [島暮らし]

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農業の良いところ
好きなところ
それはズバリ
「拓く」瞬間。
やっている時は辛いこともありますが
同時に
ギリギリのラインで感じる
充実感と静寂。
そして運命までをも切り開いていくような
そんな感覚さえ。
生と死
光と影
絶望と希望
静かに、静かに
湧き上がる感動、感謝。
活動を止めれば
畑は無残なほどすぐに
山へ還ります。
何十年、何百年と受け継がれた農地も
あっという間です。
それには大地に潜在するエネルギーへの畏れも感じますが
同時に
ちっぽけな人間という代物が
凄まじいエネルギーをその内に秘めているとも感じます。
自然との共存、という考え方が主流の中
僕はあえて
人間というものは
逆らって、「拓く」ことを運命づけられた存在なのでは、
そんな風にも思います。
トップの写真
分かりにくいかも知れませんが
中央部分の苗木が並ぶ、草を刈り取ってある部分は元々耕作放棄地状態の地でした。
それは見ようによっては
ごく普通の山であるようにも見えたかと思います。
それを、
樹を切り倒し、運搬し、新しい樹を植える。
ある種、破壊行為であるかとも思います。
この矛盾。
僕にとって生きることそのものであり、
このことと向き合うことにより
今までの生活では決して見えることのなかった景色を見ています。
正義か悪か
それはわからない。
兎に角も
前進、切り開いて行く。
そう
「拓く」
生き方をしたい。

熱望しています。


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そして、未来へ! [水玉まどんな]

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2年前に植樹した、紅まどんなの苗が↑
http://wakuwakuijyu.blog.so-net.ne.jp/2015-05-12

じゃじゃーん!!↓↓↓

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2年でこんなに成長しました!
昨年は、ゴマダラカミキリの大発生!&
ゴマダラ&エカキムシの食害痕から、かいよう病まで大発生してしまい、
一時はどうなることか心配したのですが、
無事に、無事に、大きく成長しています。

こうして写真で見ると改めて感動です!!

そして、今年も新しく夫婦で古い樹を伐採して、
新しい苗木に植え替えました。

みずたま農園で、これまでに定植した苗木が500本。
この5年で2000本の植樹を目標にしているので、
まだまだ、500本なのですが、
2人で、頑張りましたー!!!
これからも毎年、毎年、夫婦で植樹していきたいと思います。

そして気づけば、苗木と共にめきめきと成長している子供たち!
植樹から、毎年同じ畑の同じ場所で、
家族写真でも撮っておけばよかった!

苗木や子供たちの成長と違って、
写真には写らない私達夫婦の成長ではありますが・・
ここにきて、夫婦二人の力が合わさって、
ぐっと!ぐっと!
未知なる力が湧いてきているのを感じます。

さあ、頑張るぞ!



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