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夏休みまで・・・・ [島暮らし]

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次女と長男が何やら話しています。
「あと三回学校へ行ったら夏休みやで~」
子供たち、
すっかり西と東の言葉をハイブリッドに使い分けるようになりました。
我が子が伊予弁を話しているのを聞くのは
適応能力の速さを感じ、
未だに標準語で話している自分と比較すると
尊敬に似た感情を抱いてしまいます。
なんか、カッコイイ~!
時として、子供たちの真似をして
伊予弁で話してみるものの、
何処か照れ臭く、なじめません。
ここ中島では
僕のようないい歳をしたオッサンは
自分のことを
「ワシ」と言います。
う~ん、ワシかぁ~
何だか劇のセリフを言わされているようで・・・・
でも意識して使ってみようかしらん。

この夏休み前の時間、
良いですよね~
思い出します。
僕の中では
誕生日よりも、お正月よりも、クリスマスよりも
一年の中で最大のイベントでした、夏休み。
その圧倒的な期間の長さは
その休み中にやることを想像しているだけで
心の中はワクワクし、
入道雲のようにムクムクと好奇心が青空へ広がっていくようでした。
なぜ、あんなにも楽しみだったのか。
今はもう、だいぶ忘れてしまっています。
ですが、
我が子の表情を見る時、
僕の中での少年が
ふと目を覚ますようで
遠い夏の日の
あの透き通るような感情が
スッと蘇ってきたりするのです。


家の中でカブトムシとクワガタが
ごそごそと虫かごの中で音を立てています。
昨日は、
脱走した雌カブトが
寝室の中に乱入してきました。(笑)
暗かったので
最初は羽音しか聞こえなかったのですが、
その力強い羽音は
一聴してカブトムシのそれとわかり、
さすが、
やはり昆虫の王様はカブトだなぁ
などと再確認してしまいました。
カブトムシ、クワガタ
黒光りする、その堂々とした姿は
今見ても
ワクワクしますし、
カッコイイなぁと思います。
昨今は虫の世界も様変わりし、
僕の時代には図鑑の中でしか見れなかったような
珍しい外国のカブトムシやクワガタも
個人で所有できるようになってきていますが、
僕はやはり純国産ともいうべき
日本のカブトやクワガタが一番好きでありまして、
ヘラクレスオオカブトに代表されるような
外国産の甲虫は何処か「亜流」のように感じてしまい
あまり興味をそそられません。
小学生の夏休み
近くに住んでいた
伯父の家によく泊まりに行きました。
従弟のエーちゃんと
懐中電灯を持って日が暮れた雑木林へ向かい
そこにカブトやクワガタを発見した時の
「あの」喜び!は
大人になっても失ってはいけない、
大切な感情なのだ、と思います。

坂の上に広がる
その先に見える真夏の風景は
僕の中での好奇心の象徴であり、
暑さでバテたりはしますが、
やはり今でも大好きなのであります。





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