夕焼け小焼け [島暮らし]
夕方5時になると
それを知らせる鐘が響きます。
日が長くなって来ているので
まだまだ
お仕事の時間なのですが
この瞬間
くっきり、はっきり
頭の中には
幼き日の記憶が蘇ります。
僕が少年時代を過ごした街でも
夕方、
鐘が鳴りました。
それを合図に
友達と遊びをやめて、
「バイバイ」し
子供たちは皆、家路に着くのです。
帰り道
そこかしこに、夕飯の匂い。
今日の夕飯、何かな〜
期待に胸を膨らませ
知らぬ間に早足に。
今でも
食いしん坊はそのまま
空きっ腹をかかえて
本日の夕飯に
思いを巡らします(笑)
自慢にもなりませんが
この辺り
全く少年のまま大人になってしまい
一人苦笑で
夕日を眺めます。
夕焼け小焼けでまた明日
あの頃の友達
元気でやっているかなぁ〜