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ぼんやりとする [関係ない話]

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先日、ある文章を読んでいて
う〜ん、なるほど

唸ってしまいました。
そこには
「ボーとしている時ほど、実は脳はフル回転している」
と記されていました。
確かに、
映画を見たり、本を読んだり、スポーツをしたり、料理をしたり
とにかく
「何かをしている」時の方が楽しいし、
ある種「ラク」な感じがすると思います。
僕の中で一番、脳が「OFF」になる時はテレビを見ている時でして
現在、テレビが自宅にありませんので
定期的にはもう、7〜8年ほど見ないようになりましたが
旅行先など、たまにテレビを見ますと
もうあっという間に3〜4時間経ってしまいます。
これが例えば、
PCもテレビも、本も何もない部屋で
歩くことも、運動もせずに3〜4時間を過ごす、
ということを想像するだけで
ゾッとしてしまいます。(笑)
何もせずにいる、ということ
実は人間は苦手なのだと思います。
何もせずにボーとしていると
脳は直ちに、その状況を何とかしようと
フル回転する、と前述したその文章にはありました。
これは僕にとって
目から鱗の事となりまして
その文章を読んで以来
意識して
「ボーとする」時間を作っています。
何かできる、見れる、動ける
ということは
実に恵まれた状況であり、
想像、創造、感動、することは
人間の本能に適った行為であり
他の動物のように
「パンのみに生きる」
だけでは
そもそも生きていけないように
創られている。
そんな風に感じます。
何かを作り出さずにはいられない。
ボーとすることにより
そのことが浮き彫りにされ
否が応でもその真実に向き合ってしまうのです。


有名なところですと
グーグルなどで
「マインドフルネス」
というネーミングの元
瞑想をさかんに推奨しているようですが
これなど、
言葉を置き換えれば
ボーとすることにより
脳が回転することを
暗に証明していると思います。
当たり前ですが
企業は会社に対して利益をもたらす事を
最優先する団体です。
その団体が
「ボーとする」ことを推奨するということは
確固たるエビデンスがあるということに
他ならないと思いますし
ボーとする
と言うよりは
マインドフルネスや瞑想などの
単語を使用した方が
「もっともらしい」響きがあるというだけで
僕としましては
「ボーとする」と言う響きの方がむしろ好きなのです。

ボーとする。
難しいです。
ある一つのテーマに絞って
その想像を膨らましていくことに集中しようと
試みてみるものの、
心は止めどなく
移ろってしまいます。
この辺り、
僕もまだまだ。
ボーとすることの神髄を極めるべく
修行は続くのであります。




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