マイナス 負 [島暮らし]
何で読んだか忘れましたが
ドラマや映画で「貧乏」な部屋を表現するときに
とにかくモノを散らかして、片付いていない状態にするらしいです。
たしかに、洋服ダンスの上に衣装ケースを積み上げた
お金持ちの家、って可笑しい感じがします(笑)
「ポジティブ」、「プラス思考」「利益増大」「人脈増大」を必要以上に連呼することって
なんだか胡散臭いし、どことなく悲しい感じがします。
僕の印象ですが、なんとなく貧しい感じがします。
何と申しますか、そのモットー自体、自らの窮乏を暴露してしまっているかのようで。
のんきと見える人々も、
心の底をたたいてみると、
どこか悲しい音がする。
↑夏目漱石さんの名言なのですが
う~ん、ナイス!と思います。
さすが死後、お札になるような人は違いますなぁ。
つくづく納得の名言と思ってしまいます。
マイナスはプラスと対であり、
ネガティブはポジティブと対であると思います。
片方だけでは実は意味が成り立たない。
+、正の数だけでは算数、数学は成り立たない
-、負の数の概念は大人なら常識の概念だと思いますが
こと思想にいたっては「マイナス」という言葉自体
忌み嫌われているような気がします。
その存在自体、無いかのように振舞う人が多い気がします。
幸せに必要なもの
最近なんとなく思うことは
それは足し算ではなく
むしろ引き算かなと。
今の自分にとって不必要と素直に判断したものを
綺麗さっぱり
捨てていく。
ドンドン、ドンドン
引いていく。
するとその行動自体が
新しい何かを呼び寄せて
努力せずとも
今の自分にとって必要なものが
自然と天から与えられる
大げさに言うとそんな印象を受けます。
悲しさや孤独、嫉妬、無気力、鬱、絶望、苦しみ、心配、恐怖
もろもろの
「負」とされる感情。
そこを知るということは同時にその対義語の意味を知ることと
実は同じだなぁと思ったりします。
大地からの恵みを受け
陽だまりの中、黙々と畑で働いていると
こんな風に取り留めなく
色々な考えが脳に浮かび、
そしてまた
消えていったりします。