２０キロ

我が家は柑橘農家な訳ですが
仕事をやっていますと
「１５キロ～２０キロ単位」でこなしている、と感じることがあります。
キャリーと呼ばれている柑橘運搬のプラスティック製の籠ですが
一杯に果実を入れると約２０キロになり
平均１７キロくらいに調整して、収穫した果実を入れ
そして畑から倉庫まで運搬するわけです。
２０キロ弱、重さ的には成人男子なら難なく持ち運びが出来、
女子でも、まあなんとか普通に持てる重さだと思います。
ですが、ですが　
これを何百ケースともなりますと次元が変わってきます。
みずたま農園、今期の総収穫量８トン超。
単純に１７キロで割っても約４７０キャリー！
ひぇ-------------!
これを運んだり、車に積んだり、降ろしたりするわけです。
一つ、一つの重さは２０キロ弱という取るに足らない重さでも
こなす数がやはり趣味レベルでの栽培とはかなりの開きがあると感じます。
腰や膝を痛めたこともありますが
只今、全ての園地で間伐を実施し
少しでも身体にやさしい畑にするべく
せっせと働いております。

やはり
凄い！
と思ったこと。
我が家の師匠
S家のおばさま。
先日玉葱の施肥のときに
２０キロ入りの肥料袋を
楽々とコントロールし
小さなバケツへジャストで移動。
僕などは
コントロールできず
ついこぼしてしまうので
スコップを取りに行こうとしたのですが
おばさまに
「必要ない」
と言われて止めました（笑）
どの道でもそうですが
達人のやることは全て簡単そうに、楽そうに見えます。
ですが
やってみると・・・・・・・・・・。
おばさま、凄い！っす。