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「ウェロくんとティラくん、宝探しの大冒険 ⑨」作・次女  [子ども達]

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久しぶりのウェロくんシリーズ新作です!
・これまでのお話しについてはカテゴリー「ウェロくんティラくんシリーズ」からどうぞ〜
写真は、恐竜愛に満ち溢れた次女の勉強机です(笑)

冒頭ちょっとわかりづらいのですが敵の大将の台詞です。
(あんたら、そっち、というのがティラくん達チーム)
前半、やや分かりづらい描写が多いかもしれませんが・・・
後半は次女先生いちばんのお気に入りシーンのようで、
弟にも読み聞かせてあげていました^^


***********

「えー、これより、たたかいをする、
ティラノ・・・あんたらが1ぴき、こっちが25ひき
モササウルス・・・こちら124ひきでそっちが〇、
そこの(ウェロキ)ラプトル、こちら〇、そっち1ぴき。」
と、つぎつぎにいっていきました。
一ばん大きなティラノがいいました。

そして、
「よーいはじめ。」
これはきょうりゅうのたたかいのはじめのあいずだ。

「ダダダダダー」

いきおいよくティラノ(25ひき)がおそいかかってきた。
みんなは、さっとにげてかたまって
モササウルスのしゅうだんにとつげき。
さすがにきづかなくてモササウルスが19とうぐらいたおれた。

気がつくとティラノがかたまってむきをかえてとつげきした。

あやうくティラくんとエラス応じのあたまにあながあくところだった。
ひっしにうみをもぐってにげたが、つぎは上空から
クエッツコアトルスのくちばしがつつこうと
するどくさしはじめ、モササウルスがあつまって
だれからこうげきしようかまよっているようだ。
エラス王子いがいいんないきがもうつづかない。
ウェロくんたちさいだいのピンチ!

「う・・んうう・・・。」

みんなもうげんかいだ。
だが、上にいくと、クエッツコアトルスのくちばしでギタギタに
ひきさかれてしまう。

そのとき!
「わたしがあいてよ。」コアひめがいった。
けれどもコアひめの足は、ふるえていた。
コアひめがとびさると、クエッツコアトルスがおいかけていった
あとすぐぐに、ウェロくんたちはかおをあげた。

「ぷはー。」

ウェロくんたちは、エラス王子の背中から一人ずつティラノの背中に
ふりおとしてくれました。
プテラはコアひめをえんごします。

たたかいはじめて6時間ほどたった。
だがたたかいはまだつづいていた。
5人はいきをきらしながらも つぎからつぎへとおそってくるてきを
ひきさいたり海へおとしたりしていた。

てきはあと100ぴきほどだがあと2時間はかかりそうだ。
だがウェロくんたちは、もうそんなにはたたかえそうにない。

「ね、ねえ、これでさいごの一ぴきだよね。」
ウェロくんがいった。
どうやらウェロくんとティラくんとたたかっていたティラノは、
もうほとんどぜんめつしたようだ。

「ハァハァう、うん。たぶんね。」
さいごにのこったのがやはりボスらしきティラノだ

「ふっわらわせるな。こんなまめつぶごときに
わたしがまけるわけがない。」

「な、なんだとー。」
ウェロくんとティラくんはあたまにカッとちがのぼって
おもいっきりくびにかみついた。

「いたいな。なるほどバカ力(ぢから)てわけだな。」
そういいながらくびをふってふりおとした。

「いった~。」
「このやろう。よくもやってくれたな。」
だが二人とも石がのっかっているのでうごけないのだ。

ティラノサウルスがいった。
「手も足も出まい。ほんのすこしだったが、たのしみを
あじわえたぞ。おれいにおまえたちをたべてやる。」

ウェロくんとティラくんはもうだめだと思った。

そのとき・・・ザク
音とともにティラノがたおれた。
コアひめがティラノの背中をくちばしでさしたのだ。

(つづく)

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