台風一過 [島暮らし]
そして、
台風は去っていきました。
空はポッカリと晴れて
やわらかく、穏やかな朝でした。
嵐は突然やってきて
あっという間に去っていく。
夏を終わらせ、
秋を島へ連れてきてくれたようです。
今朝、
何気なく旅行雑誌を読んでいますと、
八丈島への案内の中に
宇喜多秀家流刑の地とありました。
そうだ、
その昔は「島流し」という刑罰があったんだった。
ここ中島の
すぐ近くの二神島も
伊予松前藩の流刑地だったようです。
二神島↓
我が中島や、怒和島、津和地島、屋代島や興居島に囲まれるように位置する二神島。
いかにも監視しやすそうです。
そして遠島と言えば僕の中ではNO.1の島
ナポレオン一世が流された島
セントヘレナ島。
なんとなくイギリス海峡あたりなあるのかなぁ
などと子どもの頃から思っていたのですが、
先程調べてみてその場所に愕然。
こんなところにあったのですね。
まさしく、絶海の孤島。
ナポレオンにとっては島そのものが巨大な牢屋だったのかも知れません・・・。
前述しました、宇喜多秀家。
関ヶ原で戦った武将の中では
結局一番最後まで生きていたようで。
八丈島の豊かな自然の中、
戦いなどは忘れ、
それなりに島の暮らしを謳歌していたのかな、
などと思います。
台風一過の朝。
そんなことをぼんやりと。