いそがしいけれど。 [島暮らし]
今の時期
極早生や早生の出荷はあるものの、
本格的な柑橘の出荷はもう少し先。
柑橘農家としては
嵐の前の静けさ。
少しだけ
安らぎの時間だったりします。
なのですが
新米農家の僕たちとしては
こんな時こそ、
未来のために。
明日のために。
余裕のある時こそ、
がんばったりします。
ここのところ、
三月に行う予定の大規模な植樹を見据えて
大々的に園地の古い樹を伐採し
準備をしています。
これが、また
なかなか大変な作業です。
ですが、この作業を
ちょっと手の空いたときに
面倒がらずやっておけば、
結局はそれが一番、めんどくさくないわけで。
なんとなく、
童話
アリとキリギリスのアリのような。
あっ
でも
キリギリスの生き方も実は好きだったりするのですが（笑）
ですが、ですが、
守るべき人たちを抱えている今
まだまだ、
くたばるわけにはいきません。
そう
未来を手に入れるのだ！
夫婦二人で
樹を切っては運び
また運び
その繰り返しの一日。
お昼休みは
港に寝っ転がって
海を見ながら
仲良く食事＆休憩。
他愛ない話をしながら
陽だまりの中。
何で痛めたのか
昨日から背中が痛いけれど、
それなりにいそがしいけれど、
これで良いのだ！
っと思うのです。
