きゅうり無限ループ [島暮らし]
野菜の畑を再開したのはよいのですが、
オーソドックスな野菜苗ばかりを植えてしまい、
しかも、他の方よりかなり出遅れたため、
我が家の畑の野菜の収穫までに、
特にきゅうり、なす、カボチャなど、
食べ切れない程お裾分け頂いているため、
自家製野菜だというのに、
全く!ありがたみがありません(笑)
特に、きゅうり!
田舎で夏を過ごしたことのある方ならご存知かと思いますが、
とにかく、きゅうりというのは、朝小さかったきゅうりが、
夜にはもう大きくなっている!という程の成長をするため、
自家菜園が当たり前の田舎では、
どの家庭でも大概飽和状態となっておるのです。
美味しいーーー!!!って、家族のテンションが上がるのは、
シーズンはじめまでで、段々と、皆のテンションが下がってくるのがわかります(笑)
初年度などは、きゅうりの恐ろしさを知らずに、
2株も植えてしまい、きゅうりの成長におびえる日々を送り、
うっかり、きゅうりのジャムなどに手を出してしまったのですが、
ジャムになっても、きゅうりはきゅうり。。。。
未だに冷凍庫の片隅で眠っているような気がします。。。
「きゅうりの大量消費レシピ」などとネットで検索してみると、
同じような境遇の方のブログなどがヒットして、
ふふっとなります。
まあ、きゅうりだけではなく、季節の野菜というのは、
あるときはそればっかりで、時期が去ればなくなる。
そんなものばかりで、それってとても贅沢で、幸せだったりもするのですが。
先日、島のお母さん達と話していた際、
どなたかがおっしゃった、
「玄関に、置いてあるよね」の一言も、じわじわきました(笑)
そうなんです。
田舎って、玄関先に野菜がおいてあるんです。
最初は、お礼を言いたくても誰からの野菜かわからなくて困るのですが、
そのうちに段々と、置き場所や、野菜を見て、
誰からのお裾分けなのか、わかるようになったりします(笑)
きゅうり。
それでも、もらうと嬉しくて、
収穫すると、もっと嬉しい。
炒めたり、いろいろするけど、
やっぱり、生のまま、かじりつくのがうまいねっ!!
子供達が大きくなって、スーパーできゅうりを見かけた時、
こんな、何気ない風景の一コマ一コマが、
島の風に乗って、届けばいいなと、思うのです。