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移住をお考えの方へ 予想できる限界 [移住]

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シーズン前には数千枚のダンボールで家中ダンボールだらけです~

ここ中島への移住前、
候補地を絞り込みながら思い描いた
移住後の生活の青写真には
実は現在の生業である
「柑橘専業農家」という絵はどこにもありませんでした。
当時の僕の頭の中には
日本人の主食である「米」をつくることが
漠然としてあり、(今でも機会があれば作りたいと思っています。)
そして、専業農家になるなどということも
まったく計画していませんでした。
風光明媚な土地でありながらも、
都市部に近く、
そこに適当な勤め先を確保し、
(勤め先の確保、これは45歳になった今でも自信があり、
必ず確保できると思っていました)
その上で無理なく兼業農家として
少しづつ田を広げていけたら、
そんな風に思いながら
移住活動をしていました。
そういった価値観を持ちながら
移住候補地である土地を視察していましたので
ここ、中島などは
到着後、
(ここは無いかなぁ・・・・)
と思ったのを思い出します。
都市部である松山市にはフェリーで約一時間ですが
本数は圧倒的に少なく、
島に田んぼは無く、柑橘のみ。
ここから船で松山へ通うのならば
むしろ、松山市街地に住んだほうが良い、とも思ったほどです。
そして、その当時は
主食でも、野菜でもない
フルーツである柑橘を栽培して生計が成り立つとはどうしても思えず、
今では信じられなのですが、
まったく現在の状況を予想できませんでした。

中島行きは
妻の決断に僕が答えたものであり、
正直、当初は
それほど積極的ではありませんでした。
風光明媚な土地に憧れつつも
都会の利便性に決別できず、
中途半端な心理状態になっていることを
当時は自覚できませんでした。
離島というリスクをあえて取り、
ライフスタイルを根底から変えるために
勇気ある決断を下した妻へは
頭が下がります。
未来の予想には限界がありますが、
それが悪いことだけでは無いと思います。
家族で移住する時、
その核となるものは
夫婦間の絆であり、
そこに確固たるものがあれば
予想を超えて、
良い結果を導き出せるのではないでしょうか。

移住前の予想
米兼業農家

現在
柑橘専業農家

ですが
「農家」という部分は計画通りです。
このくらいの大雑把な計画の方が
よろしいかと(笑)

移住サイト
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このサイト、移住前は毎日のように見ておりました~







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