ホームステイ

ラジオから流れてきた土地の名に、
小学生の頃の懐かしい記憶が蘇りました。

木島平ーーー！！！

長野県の木島平村は私が当時住んでいた市の姉妹都市で、
毎年夏休みに小学生対象とした木島平村のホームステイが
市の主催で行われていました。

かなり人気のイベントで、
抽選の倍率も高かったようなのですが、
母の応募が見事に当たり、
四年生の夏、木島平の農家さんＡさんのお宅に数日間の
ホームステイをさせて頂きました！

私と、一緒にホームステイをする年上のお姉さんを
おじさんがジープで颯爽と迎えに来てくれたこと。
おじさんとおばさん、そしておばあちゃんの暮らす
Ａさんのお宅は集落の高台にあって、
青々とした田園風景の広がる光景が美しかったこと。
おばあちゃんと一緒に、粉だらけになって作った
おやきが美味しかったこと。
離れで栽培されていたえのき茸の匂いや、
加工したなめ茸でご飯がいくらでも食べられた朝ご飯。
庭の大きな池の水を抜いて掃除をしたり、
遊びに来た小さなお孫君と一緒にあそんだこと。
最後の晩、おじさんが何時間も探して捕まえてきてくれた蛍と、
お土産にもらった、青い花。。。

もしかしたら私にとっての田舎暮らしの原風景は、
あの夏にあるのかもしれません。

正直、最初は参加するの嫌で仕方なかったのですが(-｡-;
初めて会う同年代の子供たちとの交流も楽しく、
本当に良い機会を頂きました。

いつかまた、訪れてみたいです。
そしていつか、
ホームステイの受け入れも出来たらいいな。