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禁煙のきっかけ [ひとり言]

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禁煙のきっかけを思い出します。
東京で暮らしていた頃、
勤務中の喫煙場所で
タバコをふかしていました。
空には鳩が飛んでいました。
晴れ上がった雲一つ無い日でした。
ふと、
本当に何気なく
ある考えが
僕の頭に浮かびました。

「何だってこの人は(僕)、毎日、毎日、こんなにも煙を吸うことを幸せとしているのだろう」

ある種、完全に自分を客観視した瞬間であったと思います。
禁煙しよう!という決意を感じたというより、
同情した、という感じがピッタリと思います。
可哀相でした。
一日のうちに何度も、何度も
煙を吸い込むことを求め、
それに充足感を感じている。
まるで、それが一番の充足であるかのように。
悟った、と言いますと多少大げさな気もしますが、
それは一瞬の出来事でした。
もっと他にも
楽しいことは沢山あるのではないだろうか。
そう思ったのです。
結局
今日、計算してみますと
禁煙スタートから
6年3か月の日々が流れていました。
禁煙することのストレスは
最初から今まで
驚くほどありませんでした。
為すべきことをした
理由がシンプルだったことに
その理由があると思います。

中毒になっていると、
人はそのことを認められません。
「中毒ではない」
と言い張ります。
僕もそうでした。
でも・・・・・
タバコは間違いなく、
中毒性の非常に高い、化学物質の塊です。
それは、
依存性があるから、などという生易しい言葉では片付かない
中毒者を増やし続けている、という面で
行政その他、色々な団体にその責任がある
社会的に対策を講じる必要のある事柄でもあると思います。
ですが、
やはりその中毒から抜け出すにあたっての
一番の責任者は
自分以外誰でもないように感じました。

僕は約束できることがあります。
タバコをやめると
間違いなく
良いことが起こります。
これは
紛れもない事実です。
幸せは減りません。
逆なのです。
増えるのです。
このことは
中毒症状真っ只中にいる時、
理解するのは非常に難しいと思います。
ですが、
これは僕からのメッセージなのですが、
タバコをやめてください。
お願いします。
やめてください。
身体には
本当の栄養をあげてください。
タバコをやめ、
その代価として
禁煙継続中に受け取るものは
喫煙しながら受け取るものより
遥かに素晴らしいものばかりです。


その昔、
今では覚せい剤として
強い法の規制のもとにあるメタンフェタミンも
「ヒロポン」という名前で
ごく普通に薬局で買えたそうです。
タバコとアルコールもまた、
コンビニ、スーパー
その他
どこでも、いつでも
手軽に買うことができます。
本当に国民の未来を見据えるなら
まずは
健康第一!
そろそろ法的な規制も一つの考え方と思うのです。



















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