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選ばない色 [島暮らし]

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先日、神奈川に住んでいる陶芸家の叔父より、
食器(もちろん叔父創作による)+沢山の洋服を頂きました。
叔父からの手紙には
農作業用にとありましたが、
ちゃっかり、普段着にも流用して着させてもらっています。
「パパ、その服カッコいい~」
などと、娘たちに言われ、
まんざらでもありません。
叔父のお下がりのお洋服なのですが
どれもお洒落です。
陶芸はもちろん、
絵も玄人肌で、
執筆した小説も何かの賞をもらったことがあると
昔、聞いたことがあります。
そんな叔父の着ていた服なので
やはりカッコいいのです~。

若い頃は
異様なまでに
着る服にこだわりがありました。
はっきり申しまして
内面の充実していない面を
一生懸命、見た目で何とかしようと
涙ぐましい努力であったようにも感じます(笑)
馬鹿の一つ覚えのように
黒ばかりを着ていた時期もありました。
ブランドと言うよりも、
雰囲気と申しますか、
「アメカジ」(死語ですが・・・)や「バイカーズ」、「ミリタリー」
などといったジャンルが大好きでして
ブーツ、財布、ウォレットチェーンなどのシルバー物、サングラス、
などに、
不必要な情熱を燃やし、
一生懸命働いて得たお金を、無駄に費やしたりしていました。
そんな、おバカな僕でしたが
たまに人からもらう服が
嬉しくてたまりませんでした。
ちょっと矛盾するようなのですが、
人がプレゼントしてくれた服や
人からもらった服は
自分ではまず、「選ばない」
色、雰囲気だったりするからです。
これが、
良い!
(こういうのを着るとこんな感じかぁ・・・・)
と、価値観に刺激がもらえるからです。
人は無意識に
選ぶものに対して保守的になってしまう部分があると思います。
その知らぬ間に「守り」に入ってしまった価値観に
新しい世界を見せてくれると言ったら大げさですが
そんな感じのことが、
人から服を頂いた時の一番の喜びだったりするのです。

ただし例外もありまして、
関西風に言うなら
いわゆる
「おかんが買ってくる服」
が未だに苦手です。(笑)
こればかりは
煮ても焼いても
どうにも・・・・・・・(笑)
なんでだろ~




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