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団欒とトラウマ


島に移住して一番最初のちょっと大きな買い物が
夫婦念願の”プロジェクターセット!”でした。
大きなスクリーンで一番最初に上映したのは”ウルトラマン”♪
めちゃめちゃ楽しかったなぁ。

それから家族で本当に沢山の映画を見たけれど、
自分達が子供の頃大好きでドキドキしながら見ていた
インディジョーンズやバックトゥザフューチャーとか
ラピュタとかナウシカとか・・・
ちっとも色褪せずに家族で楽しめるの本当にすごいね!と
よく夫婦でも話してしました。


私が小さい頃、よくおばあちゃんの家で
みんなでビデオ借りて映画を見ていました。
小さな私や姉といつも遊んでくれた叔父チョイスの映画は、
王道のファミリー映画!ばかりで、
本当に楽しい記憶として残っているのですが、

その楽しい映画鑑賞時間の中で、
なんだか奇妙な映画を見たトラウマがずっと残っています。
我が父セレクト、

”ブリキの太鼓”

そのタイトルと、主人公の3歳で自ら成長を止めた少年が、
太鼓叩きながら奇声を発してガラスを割る!というシーン、
そして当時小学校低学年(多分)だった私が映画を見ながら、
(えぇー。。なんで私こんなもの見せられているんだろう。。。)
と思っている記憶が強烈に焼き付いています(笑)

最近子供達と映画を見ながら
ふと、そういえばなんだあの映画!と気になり調べてみたのですが、
知る人ぞ知るカルトムービーで、
多くの人にトラウマを植え付けていることが判明!
忘れていた”トラウマシーン”もあれこれ蘇ってきて、
改めて家族での団欒にあの映画をチョイスする父親のセンスよ!と思いながら
1人で笑ってしまいました。しかも142分もあるじゃん(怖)

原作の冒頭が
「んン、そうとも、僕は精神病院の住人だ。」という点だけでも、
ファミリー映画の要素はゼローーー!
でも今改めてちょっと見たくなってきました(笑)

そして、今思えばそんな父親の英才教育の影響は私の端々に・・。
特に10代の頃とかすごい父親の影響受けてた気がするなぁ。
本当に残念です・・・(笑)

しかも、20代になって、
もうこういうのいいや。これからは王道ハッピーエンドの映画しか見なーい!と
決めたはいいけれど今さらどんな映画見たらいいのか分からない。
というまさにそのタイミングで、
”落語見る?”って古い録画ビデオをごっそり持ってきた父親。
そして落語沼に・・・(笑)

昔はネットがなかった分、家にある本棚とかビデオ棚とかを通じて、
身近な人の影響を受けやすいっていうのも大きかった気がしますが、
子供達にもいつかパパのCD棚やら漁って素敵な音に巡り合ってほしいし、
今見たらトラウマになりそうな(笑)
パパが好きだった映画もいつか教えてあげようと思います。

それと、いつの間にか落語好きな長女と、おじいちゃんと
そのうち一緒に落語見に行くの楽しみ!

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