パパの分。 [ひとり言]
眠りにつく前に耳元で
「パパのぶんも、がんばらないとね」
そう言った長男が愛おしくて、黙って抱きしめた。
でも、本当はパパの分を頑張るつもりなど全然ない。
頑張れというつもりもない。
パパは、パパの分を最後まで全力で頑張って、
最後まで生ききったのだから。
ママは、ママの分を生きる。死ぬまで、生きる。
子供たちにもそう伝えたい。
パパの分まで子供を愛し、育てるつもりもない。
パパが注いだ愛情は、この先もずっと、
子供たちの中で生き続け、子供たちを守り続けるだろう。
そして、私も。
私たちの内から失われたものなど、
もしかしたら何もないのかもしれない。
2018-12-22 21:57
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