グラスフェッド・ギーを作りました。 [島暮らし]
昨日のブログの続きです~
早速グラスフェッドバター(牧草牛の乳で作られたバター)から
水分や、有害なたんぱく質、不純物を取り除き、
米自然療法協会で身体に最もよい油とされたことで有名な!
(ちっとも知りませんでしたが(笑))
”ギー”を作りました~。
まずは、適当な大きさに切って・・・結局切る羽目になりました(笑)
(包丁を火で温めながら切っていたのですが、
お湯で温める方が良さそうです。)
お鍋に入れて溶かします。
凍ったままお鍋に入れてしまいましたが、
室温に戻してからの方がよかったかな。
ギー作りのポイントは、
焦がさないようにじっくりと過熱すること、
それから、絶対にかき混ぜない事!なのだそう。
かき混ぜると濁ったオイルになってしまうようです。
そして加減を見ながら弱火で煮詰めていきます。
極弱火の上、量も多かったので時間がかかりましたが、
量が少ないと焦げたりし易いようです。
しばらくすると、灰汁のように、
細かい泡がしゅわーっと上がってきます。
これが”有害なたんぱく質””不純物”だと思うのですが、
この泡、ちょっと固まってサクッとしたところをすくって食べると
美味しいです!バターのバター揚げみたいな(笑)
この泡を何度か取り除いていき、
ぱちぱちという音が静かになって、
オイルが澄んだ黄金色になってきたら火を止めて、
濾したら出来上がり!
浮き上がってくる灰汁のようなものの他、
お鍋の底には少し焦げた沈殿物が残ります。
おお!美しい♪
味は、思ったより、バターでした(笑)
冷めると常温でも固まり、そのままパンなどに塗っても使用できる他、
ココナッツオイルよりは軟らかく、スプーンでも掬える程度なので、
調理用としても使用しやすいです。
さらに、バターは加熱するとすぐに焦げますが、
その焦げる成分を取り除いているため、
発煙点が250℃!!!と高く、揚げ物にも使用できちゃうのです!!!
酸化しやすく、加熱出来ないのが残念!という良質オイルが多い中、
高温調理や長期間保存が可能という素晴らしいオイルです♪
ココナッツオイルより癖がなく幅広い料理に使えるのも嬉しいし、
グラスフェッドギーは、良質な脂質である
オメガ3系脂肪酸とオメガ6系脂肪酸のバランスがとても良く、
腸内細菌に有益な短鎖脂肪酸である「酪酸」、ビタミン、ミネラルなども含んでいるそう。
グラスフェッドギー、これから大活躍してくれそうです♪
2017-12-02 10:37
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