からだ言葉

身体にまつわる慣用句が昔から好きなのですが、
最近、「腑に落ちる」経験をよくするようになったと感じます。

腑に落ちる、とても秀逸な表現だと思うのです！
本当に、ストン！と落ちてくる（笑）

自分で、落とそう！落とそう！として
ギューギュー押し込めてたりしてもなかなかうまくいかないけれど(笑）
誰かの一言だったり、実際に行動をする中で、
ストン、と落ちて、それが身になる実感。

「腑」とは「腸」のことであり、。
昔から、「腑」は「考え」や「心」が宿るところ、
自身の魂が宿る「心の底」という意味があったということを知り、
この「腑に落ちる」という言葉自体が、腑に落ちた感じです（笑）

因みに、最近一番腑に落ちたこと。

先日、夫のご両親が来島されて今までになく長い時間を
共に過ごしたのですが、その際、

このご両親に育てられた夫と、
全く違った環境で生まれ育った私。

だから、今こうして二人で歩んでいるんだ。
違うから、素晴らしいんだ。

そんなことが、ストンと、落ちてきました。

ずっと、頭では理解していたことですが、
どこかで少し引っかかっていた。
それがようやく腑に落ちました。

それ以来少しずつ、何かが変わってきたように思います。

最近、夫婦でモノをよく咀嚼するようになった。
もしかすると、そのことも、
腑に落ちるようになったことと、関係しているような、
そんな気がするのです。