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嘘みたいな本当の話 [関係ない話]

「嘘みたいな本当の話」という、
日本中から寄せられた短いエピソードが載っている本を
図書館で借りてきました。

夫と、
何十年も生きていると、こういうエピソードの一つや二つ、
必ずあるよね~なんて話していたのですが、

その中の一つで。

今から十数年前。
当時大阪に住んでいた姉と、母と私の3人で、
神戸の中華街に行ったことがありました。

ちょうどその頃、何故だか「龍」モチーフのものにハマっていた私は、
何か龍モチーフのモノを買いたくてお土産屋さんを物色中、
龍が描かれた小さな缶に入った、ウーロン茶を発見しました。

小さな缶が5つセットになったお土産用のもので、
どこのお店にもおいてあるような、とりわけ珍しいものでもなかったのと、
他の絵柄のものではもう少し大きめの缶が3つセットになったものがあったので、
きっとそのうち、他のお店で大きいサイズの龍の缶が売っているはずと、
すぐには買わず他のお店をあちこち見て回っていました。

ところが!大きな缶のセットはいつまで経っても見つからず、
そのうち、小さな缶のセットまでも見かけなくなってしまいました。

母や姉も一緒だったし、わざわざ引き返してまで買うほどのものでもなかったので、
結局そのまま諦めたのですが、
その後、
”あ~、やっぱりあの時買っておけばよかった!”と、時々思い返していました。

それから一ヶ月?ほど経った頃。

東京の、とあるライブハウスにて、ライブを見ていた私を、
後ろから誰かがつついてきます。
振り返ると、見知らぬお姉さんが、

「かわいいから、これあげる!」と耳元で言って、
何かを手渡してくれました。

誰だろう?そして、これは何だろう?とは思いながら、
お互いお酒も入ったテンションということもあり、
ライブ中で音もよく聞こえず、暗がりの状態だったので、

「わ~!ありがとう~!」なんて言って、そのままポケットへ。

ライブの帰り道、
そういえば!と、ポケットから先程もらった何かを取り出してみると、

中華街で買いそびれた、あの、龍のウーロン茶の缶でした!!

今思えば、何でこれが欲しかったのかと、小首をかしげてしまうほどの、
本当に何でもないウーロン茶の缶なのですが、
今でも、大事にしまってあります。


せっかくの面白いエピソードなのに、
私の文才のなさが憎い!感じではありますが(笑)
あの時は本当にびっくりしました!!!

必要なものが必要な時に必要な分だけ、
空から降ってきたような話は色々あるのですが、
それはまたの機会に~。

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