見守る

夏休みになる前、
長女（小３）が通う小学校で遠泳大会がありました。
前回の遠泳大会の記録は4ｍ。
おっとりさんの長女は
自他共に認める運動音痴！
水泳は嫌い。
と言い切っていました。
今年の夏
熱かったです。
移住してきてから、一番熱かった。
ですので、
夜明け前に起き、
午前中で仕事を終わらせ、
午後から家族全員で海水浴に行くこと数知れず（笑）
みんな揃って、楽しく遊びました。
そして、
この「遊ぶ」という過程を経て
長女が「息継ぎ」という、
自らの水泳の能力を格段に飛躍させることができる技術を
自らの工夫により、身に着けた瞬間に立ち会うことができ、
親として、
とても幸せな気持ちになりました。
自分の力で不可能を可能にする。
これに勝る喜びは、中々無いと思います。

長女はこの夏の遠泳大会で
２６メートルという記録でした。
不恰好な自己流の息継ぎで
一生懸命泳ぐ娘を見ていると
本当に涙が出てきました。
知らずと、娘の泳ぎと平行して
僕は歩き出し、
そして、
（がんばれ、がんばれ）
と念じていました。
成長への純粋な欲求。
命ある限り、忘れてはいけない大切なもの。
娘達の成長の姿を見られる機会を与えてくれた
中島小学校の関係者の皆様にも
深い感謝を抱いてしまいました。





こども達の成長をただ見守るとき。
僕のやるべきことが
はっきりと浮かび上がってくるようです。