受け継がれていくもの [ひとり言]
少し前にブログでご紹介した、
長女のフェルト人形みーちゃんのカードを作っていたら、
とても楽しくて楽しくて、
あ!これ、母の血だ。
何故だかよくわからないけれど、
ふと、そう感じました。
それから、昔、母から聞いた、
祖母の話も思い出して。。
昔、母が子供だった頃。
祖母が、ひな祭りに、
家中のお人形を並べて、
ひな壇を作ってくれたというエピソード。
当時にはそんなことをするお母さんはいなくて、
とてもハイカラなお母さんだったと、聞きました。
そのエピソードの中の祖母が、
私の中に生きているような気がして。
ああ、この喜びは、
おばあちゃんから受け継がれたんだ。
そう思ったら、なんだか泣けてきました。
母方の祖母の家は遠く離れていて、
なかなか会う機会も少なく、
祖母の記憶というのが、私の中には
そんなに多くありません。
でも、ちゃんと私の中に生きているんだ。
何故だか。本当に何故だかよくわからないけれどそう思って。
とても、とても、嬉しくなりました。
だから、私は、
この受け継がれたものを大切に、
つくることをめいっぱい楽しんで生きたいなと思うのです。
こんな風に、子ども達も、いつか、
自分の中に、私や、夫や、おじいちゃんや、おばあちゃんの血に
守られているのだと気づく瞬間がくるのかな。
母になってから、死が酷く怖くなって、
でも同時に、ちっとも怖くないような気もするのです。
2016-02-10 20:19
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