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ススメバチ [畑]

IMG_8229.JPG


園地には沢山の虫がいます。
作業しているときには気がつかなかったりするのですが
ちょっと小休止して
腰を下ろしてお茶などを飲んでいると
大量の蚊に囲まれていることがあり
思わず「ひーーーーーーー」となったりします。
蚊だけではなく
虻ももの凄いスピードでまとわり付いてきまして
静かになったな
と思ったら肩にとまっていたりします。
この虻に血を吸われると
ひどく腫れます。
移住するまでは
虫刺されの薬など買ったこともなく
せいぜい行楽地でサンオイル購入のついでに
くらいでしか買ったことが無かったのですが
ここ中島では必須でございます。
帰京していた時は虫がいないので
虫刺されも無くなり
非常に快適だったのですが
島に帰ってからは
あっという間に虫刺されだらけになりまして
かきこぼして、あちこち血だらけです、トホホ。

その中でも僕が一番、恐怖しているのが
なんといってもスズメバチ。
これが
怖い。
学生時代、強敵と路上
突然対峙した時のあの緊張感と恐怖感に似ています(笑)
時折見かけるオオスズメバチなどは
僕の親指ほどの大きさがあり
その羽音は最近聞くだけで分かるようになりました。
それぞれの虫の羽音には特徴があり
やはり危険な存在には注意力も高まりまして
学習能力もそれに比例する気がします。
昨日早朝
自宅階下に下りていくと
家の中にスズメバチが飛んでいました。
こんなときこそ!
家の中に置いてありますハエたたきで!
と意気込んでハエたたきを取りに行くと
無い・・・・・。
口を酸っぱくして
いつも所定の場所へ
と言っているのですが
所定の場所にあった試しがありません(笑)
さんざん探し回った後
やはり発見できず
犯人=長男(3)への怒りをかみ殺しつつ(笑)
子供部屋で代わりになるような物を手に入れ
蜂よけスプレーとともに
再度、スズメバチを退治しに。
スプレーをかけて、動きが弱まったところを
ジャストミートで
「パチーン!」と撃退。
その亡骸をマジマジと見ますと
大の大人が緊急事態発生と動き回った割りには
あまりに小さく
針さえなければ
別に何てことない虫なのになぁ
と思ってしまいました。

このスズメバチ
人間との体格差は
人間と象以上のものがあると思うのですが
やはり
「刺す」という武器を持っていることが
その絶望的とも言える体格差を
対等、もしくはそれ以上のものにしていると思います。
この辺り
大企業などに属さず
孤立無援の個人事業主の僕としましては
非常に参考になります。
針の先端とは
極々小さい点と捉えることもできると思います。
小さくとも
パワーを一点に絞込むこと
スズメバチの強さは
ここに尽きると思います。
ですが
上記した通り
テリトリーを間違えたり
過度な攻撃性を持つことは
身の破滅に繋がると思いますので
その辺りを人間らしく
理性でコントロールすることで
バランスが取れていくのかなと思います。

自然界で黄色は危険色だそうでして
確かに
間近でオオスズメバチなどを観察していると
その黄色と黒の段柄のコントラストに
思わず恐怖で
「ブルル!」となってしまうことがあります。
宮沢賢治的な解釈からすると
僕の血の繋がった先祖の誰かに
この蜂に刺された人がいて
その時の情報を僕にDNAを通じて伝えてくれているのかも知れません。
願わくば、
願わくば、
蜂に刺されませんように~








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