SSブログ

ファースト‐インプレッション [島暮らし]

IMG_3441.JPG

もうそろそろ、初めて中島を訪れてから一年が経とうとしています。
なんだか、もう
振り返ってみると
夢のようです。
家族5人での初来島。
出発時間の設定を間違え
夜に出発したのが大失敗でして
途中、夜中の3時くらいだったでしょうか。
あまりに眠くなり急遽、京都で一泊。
4時間くらいの仮眠を取った後
再び四国を目指すも
大阪吹田市付近で大渋滞。
息絶え絶えで中島に着いたのが14:00くらいだったでしょうか。
フェリーのデッキから初めて中島を見たとき
思いました。
ここに住むことになりそうな気がする。
テンションが上がって
「住みたいー!」という感じではなく
なんとなくぼんやりと。
そしてその第一印象は見事に当たり
今、僕はこうして中島で生活しているわけです。

僕は楽天家であり
大局では全てを運まかせにして勝負を賭ける
決断力と実行力が自然に備わっていると思います。
ですが、実は最初に島へ着いた時は
良い印象ばかりではありませんでした。
まず目に付いたのは
島の産業の少なさでした。
島の玄関口であり、中心部の大浦港周辺を見て
そのあまりに閑散とした町並みに
「生活が成り立つのだろうか?」
と思ったのを思い出します。
そしてせっかく四国まで来たのだから
あまりシビアな考えで島を感じるのを止めようなどと
自分に言い聞かせた記憶もあります。
が、
農音代表のT氏に島を案内してもらいつつも
やはりその家族の大黒柱的な見方は
抑制し切れず、時としてやはり
自然環境の良さと職環境はリンクしないかな
などと思ったりもしていました。
初来島は2泊。
行き帰りの車の運転も含め
異常な疲労感を覚え、
車の中で妻に
「中島行きはないかな・・・」
などとつぶやいたりしていました。

最近思うのですが
第一印象はやはり正しいと思います。
それは全てではない。
ですが
とにかく初めて見て
そして感じることというのは
どこか神聖な、奥深いところでの
自分とのコンタクトという見方もできるのではないでしょうか。

初めて島へ来たときは寂しく感じた大浦ですが
今の僕らにはちょっとした「都会」(笑)で
初来島の時の印象とは全然変わったものになっています。
やはりこの辺りは、訪れることと住むこととは
全く違う感じ方になるのだなぁと思います。

さて、明日も朝5時に起きなければ・・・・・・。




nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

うみはおおきいよ昼間っからビール ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。