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むかし、むかし その昔 [島暮らし]

IMG_4331.JPG

先々月、家族みんなで知人の畑のミカンをもぎにいく。
これが楽しいのですよ。
ミカンをもぐ時は
「二度切り」といって果実を傷つけないように
枝から1cm~2cm離して切った後に
もう一度ぎりぎりのところで切ります。
その時にまれにミカンの小さな葉っぱが
果実についたままの時があります。
僕の行っていた小学校では
こういった葉っぱのついているミカンは
「当たり」
と言って羨ましがられました。
それが、こうやってミカンをもいでいる作業の途中で
できることを体験できると
日本のどこかの小学校で
「当たり」 
と言って喜ぶ子供がいるのかな、などと思ってしまいます。

ミカンは結構高い枝にも生っていて
背の届かないところは
木に登って収穫します。
手伝いに行って二日目。
この日は高い場所に前日残したミカンを
主に収穫していました。
ミカンの木はディズニー映画にでてくるような
「しゃべる木」のように表情豊かな枝ぶりで
IMG_4015.JPG
木に登るとその形状から
大きくたわみます。
その木に登って、
しなる枝と自分の体重を比較しながら
上に上ってミカンをもぎます。
作業の途中喉が渇くとミカンを剥いて食べます。
すると、
200万年以上前まだ人類がアウストラロピテクスだったころ、
猿だか人間だがわからなかったころの記憶が蘇る
というと大げさな感じですが
そんな錯覚がありました。
たわむ枝に乗りながら夢中で果実をもぎ
ところどころ、枝の合間から差し込む日の光を
見ていると
「あっ、俺 むかし、むかし猿だった」
なんてフラッシュバックがあるのです(笑)



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