「ウェロくんとティラくん、宝探しの大冒険 ⑨」作・次女 [ウェロくんティラくんシリーズBy次女]
※写真は、次女の恐竜学園の落書きシリーズより(笑)
久しぶりの~。困ったときの次女頼み(笑)
すっかり更新していなかったのでお忘れの方も多いと思いますが、
次女が学校の毎日の宿題となっている、
自主(自由)勉強で書いているお話のシリーズです。
これまでのお話は、
カテゴリー「ウェロくんティラくんシリーズ」からどうぞ〜。
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「だ、だいじょうぶ。」
コアひめが言った。
「うん。ありがとう。コアひめ。
もうすぐたべられちまうところだったよ。」
「いいのいいの。それよりみんなもさいごらしいわよ。
さあ、手伝わなくちゃ」
「でも、ぼくたちの上にのっかっている石がおもくて
うごけないんだ。」
「あら、そんな石、わたしにとっては小石にすぎないけど。
まあ、かなりの大きさね。」
コアひめがウェロくんたちにのっかっている石を見て言った。
「そんなのいいから、どけられるんならはやくどけてくれよ。」
ティラくんがいった。
「はい、はい。よいしょっと。」
コアひめは、大きなつばさでどうじに大きな石をもちあげたのだ。
「なんだ。そんなにおもくないじゃない。」
コアひめが言った。
「ふう。ああ、おもかった。それより、どうしてぼくたちが
たたかって数十分間たっただけなのに
およそ2時間でぜんめつすると思われてたのに、
どうしてこの、数十分間でさいごの一匹になるわけ。」
「思ったよりてきがよわすぎたのよ。」
コアひめが言った。