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バロメーター [島暮らし]

その日の
調子がいい、悪い
という判断
バロメーター。
僕の場合、明確な体のバロメーターがあります。
ちょっとしたことなのですが、
かがんだ状態から立ち上がる時
この時にスッと軽く立ち上がれると、
(あぁ、今日は調子が良いなぁ~)
とわかります。
農業ではかがんでの仕事が結構あります。
このかがむという動作
現代日本では少なくなってきているのではないでしょうか。
生活そのものが
ストレスフリーやバリアフリーなど
身体に負担のかからないものにシフトしてきていると感じますし、
特に都会では
「かがんで」仕事をするなどあまり見かけないことかも知れません。
この
かがむ→立ち上がる→かがむ→立ち上がる
という動作の繰り返し、
スクワットという運動にも通じるものがあり
また、使用する筋肉の部位も広いために
調子のバロメーターと感じるのでしょうか。
そもそも、腰痛などがありますと
かがむこと自体、痛かったりして・・・・。
疲れなど、よく原因がわからない調子の悪い日は
立ち上がる動作の時がシンドイ。
立ちくらみまではいきませんが、
1アクション、1アクションが非常に重い。
このアクションが調子が上向いてくると共に
少しづつ軽くなっていく。
この「軽く」なっていく感覚は
自分の中の「治す」機能が働いている証拠であり
そういう時はとても嬉しくなります。

身体の微妙な「調子」というものに
意識の焦点を合わせてみますと、
結構、日々揺れていることに気が付きます。
若い時は
健康であることはある意味当たり前のことでしたので
調子はいつも「良い」わけです。
ただこれは、勢いに任せた
ある意味、強引無知な部分も否めなく
我が子も日々見ていても
(あぁ、今日はちょっと疲れているなぁ)
と、ちょっとした目の腫れ具合や言動などから
そう感じたりします。
この微妙な調子の「揺れ」を観察し
その日ごとに繊細な調整、対応をすることが
これから歳を重ねていく上で大切なことかな、などと感じます。

調子の悪いとき、
立ち上がることがシンドイとき
もう立ち上がらずに
そのまま這って園地を進むときがあります(笑)
這いながら、
(あぁ、やはり四本の手足で身体を支えるのは理にかなっているなぁ)
などと思います(笑)
一度この這いながらの体勢で玉ねぎの苗を植えていた時に
ご近所の方から
「そういうやり方もあるねぇ~、その方がラクかもわからんね~」
と言われたことがあります。
僕の中ではこの体勢、
懐かしのテレビ番組
「明日のジョー」の終わりの歌
♪足をくじけば膝で這い~♪ 指をくじけば肘で這い~♪
が鳴っていたりするのですが・・・(笑)

そんな僕の作業ズボンの膝は
いつも泥だらけなのでございます~









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