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木造の駅舎 [島暮らし]

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ここ中島から
松山市内にアクセスするには
車、バイクなどを使用せず
徒歩での場合
地元の鉄道「伊予鉄」を使います。
フェリーの着岸地であります
高浜港と徒歩約2~3分でアクセス可能なのが
伊予鉄、高浜駅。
この高浜駅、写真通り駅舎は木造であり、
ノスタルジックな雰囲気を持つ
とっても素敵な駅舎です。
考えてみれば、木造の駅舎など
都会ではめっきり見なくなったと思います。
逆に新鮮、と申しますか、
新しい感じもいたします。
まるで、映画のセットのような、
そんな感じでしょうか。
実際、そんな着眼点からか
福山雅治さん主演の映画、
「真夏の方程式」のワンシーンでこの高浜駅が使われています。
木のぬくもり、などと言う言葉がありますが、
(真冬などは冷たい風が吹き抜ける高浜駅ではありますが・・・・)
その言葉通り、
木造建築は
コンクリートの建造物とは明らかに違う雰囲気を演出してくれます。

但し、
この木造建築物の最大の欠点は
遮音性に著しく欠けるという点。
故に
集合住宅には向きません。
以前、木造アパートに一人暮らしをしたとき、
そのあまりの遮音性の無さには
辟易しました。
大げさではなく、
隣りの部屋の住人と会話ができます。
家族ならば、それも良いでしょうが、
赤の他人と、それは・・・・・。
結局
木造の集合住宅にはあまり長い間住んだことはありません。
木造の集合住宅の場合は
趣と言うよりはコスト削減のために木を使用したのであり、
やはりこの辺りはコンクリートの建造物に圧倒的に軍配が上がると思います。

我が家は築100年以上の古民家。
当然、木造建築です。
一軒家と言われるスタイルの住居ならば
僕はやはり断然、木造の方が好きです。
使えば使うほど、
磨きこまれていくような、
ただ、「古くなっていく」だけではない
木の特性が愛おしく感じます。
故に
話を戻して
高浜駅の駅舎。
耐震などの問題が無ければ、
いつまでも、いつまでも
このままの補修を重ねて
木造の駅舎のままであって欲しいものです。


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