奴振り
この週末には、中島の各集落で、
秋祭りが執り行われました。
私たちが住む宇和間地区で行われる「奴振り」は、
菅原道真が、九州・太宰府に流される際、
中島の地で潮待ちをする間に、村人が余興として踊ったことが起源という
千年以上も続く伝統行事と言われています。
詳しくは以前のブログ記事を~↓
http://wakuwakuijyu.blog.so-net.ne.jp/2014-10-06
私たちも今年で3回目の参加となりましたが、
長女は、3年連続で弓持ち!
次女は、去年に引き続き、狐。
長男は、同じく、猿。でした。
昨年参加した時には、
長男が猿をいやがって大騒ぎ!!だったのですが・・・↓
http://wakuwakuijyu.blog.so-net.ne.jp/2015-10-11
孫悟空が好きな長男なので、
今年はさりげなく
「とんとん、孫悟空楽しみだね~」と言ってみたところ、
「わ~い!そんごく~!たのしみ~!!」とノリノリに!
大成功です(笑)
去年嫌がったことどころか、猿の衣装を着た記憶もなかった様子。
昨年は島外出張で参加出来なかった夫も、
今年はお神輿で参加!
(背が高いので、お神輿大変そうですが怪我がなくなによりです^^:)
今年は観客もとても多く賑やかで、
小学校の先生方も見に来ていました。
小さな子供達の役というのは、
きつね 二人、
さる 二人、
弓持ち 二人、の計6名。
基本、きつねとさる役は、ちょろちょろ走り回っているだけなのですが(笑)
メンバーも、おそらく毎年繰り上がっていくはずが、
下の子供達がまだ小さいので、去年からメンバーは変わらず。
当日も、「いつまで続くかなぁ・・・」という声もちらほら聞こえてきたのですが、
千年続く伝統行事、是非いつまでも続いてくれることを願います。
普段、あまり集落のお役に立てることもない我が家なのですが、
お祭りの時など、集落の方に喜んで頂けると本当に嬉しいです^^
以前、弓持ち役は6年生の男のだったと誰かにお聞きした記憶があったのですが、
今年は、長女の衣装がもう既に寸足らずでした^^;
来年は卒業かな~。
それでも、弓持ち役は当分我が家に回ってきそうなので・・・
裃の着付けも頑張って覚えたいと思います!
奴の衣装として着る鮮やかな襦袢も、
1着は頂いたものがあるのですが、夫には少し小さく、
そのうち子供達も着るようになるので来年は縫おうかな~。
前日まで天気が崩れていたのですが、
暑いぐらいのお日様の下で、
無事にお祭りを終えて一安心。
皆様お疲れ様でした~!