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お盆休み 里帰り~(5)家族のこと [島暮らし]

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落語を見に行った日は、
ちょうど地元の花火大会の日だったため、
電車が混む前に~と、大急ぎで帰宅!!
なんとか電車が混む前に帰れて一安心・・・。

落語の後、夫の実家へ向かうことも考えたのですが、
花火大会の会場最寄駅を通過しないといけないこともあり、
久しぶり~に、実家で一人もう一泊することに。

そうえば、子供や夫が一緒ではなく、
単身で実家に泊まるのなんて、
もしかしたら結婚以来初めて!?!?

それも、姉も揃って家族4人で過ごすなんて、
一体いつぶりでしょう・・・???

みんなでご飯を食べに行ったり、
駅前開発ですっかり様変わりした地元駅周辺ながら、
昔からずっとある懐かしい店に買い物に行ったりしながら、
古い懐かしい記憶が、蘇るようでした。


とにかく家族で一緒に過ごすことの多い私たち家族。
この時間が、いつか大きくなった子供たちの、
お守りのようになればいいと、いつも願っています。
ただ、その時間の長さというのは
そんなには重要ではないんだな、と思うのは、

夫も私も、子供のころには、そんなにたくさんの時間を、
家族で一緒に旅行に行ったり、団欒の時を過ごしたり、
してきた訳ではなく、

それでも、お互いに、
決してなにものからも犯されることのない
聖域のような場所に、その記憶を、大事に持っているのを感じるからです。
そして、その聖域のおかげで、
なんとかここまで生きてきたような気がするのです。

子供の頃などは、
もっと違う家に生まれてきたらよかったのに。なんて、
まあ、月並みの反抗期を迎えたこともありましたが、

そもそも、違う家に生まれてきたならば、
それは、私ではないわけで。

夫と、私。
それぞれ全く違う環境で生まれ育った私たちが、
家族になり、ひとつの家庭を作り上げていく上で、
時折訪れる、激しい衝突。
その衝突の原因も、紐解いていけば、ただ、お互いに、
自分の生まれ育った家を、大切に思っている。
それだけだったりすることが多いのです。

そして、その衝突のエネルギーで、
また新しい何かが、ここに生まれているのかなとも、思います。

移住して、実家に帰る機会も少なくなってしまいましたが、
どうか、いつまでも皆元気で私たちの成長を見守っていて欲しいと、
ただただ、願うばかりです。


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