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蟷螂の斧、されど・・・・。 [畑]

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↑早朝、園地に向かう途中に箱罠にかかっているウリ坊を発見。
可哀想ではありますが、駆除するしかありません・・・・。


夏本番、真っ盛りです。
ここ中島も暑い!です。
そして
雑草!もう大フィーバーっす。
みずたま農園の園地。
山あり、段々あり。
平坦な園地もありますが
どの園地にも共通しているのは
ただ、だだっ広い草原のような場所の草を刈るのではなく
凸凹があったり、樹が込み入っていたり、大きな岩、石があったりと
複雑な地形、状態の場所の草を刈るということです。
草刈の作業の中心となるのは、やはり草刈機。
もう少しだだっ広い場所ならば
ゴーカートのような車型の草刈機を導入できるのですが、
段差や傾斜が多すぎて、それもできません。
今では作業に独自の工夫をして
仕事も捗るようになってきましたが、
この草刈機でさえ、万能ではありません。
特に傾斜地と、樹間が狭い園地での使用には
神経と体力を非常に消耗します。

最近、鎌での草刈を見直し
傾斜地と樹間が狭い園地は
鎌中心の草刈をしています。
もう、
江戸時代とやっていることは
完全に同じ(笑)
ですが、
これが以外と馬鹿にできないものがありまして
想像以上に広い園地の草刈ができることに気がつきました。
道具も見直しました。
通常の鎌より長く、
長柄鎌よりも短い 柄の長さが60cm~80cmくらいのものを用意し
妻と二人、時間を決めて
早朝のまだ気温が低い時間帯に集中して作業します。
これが!
突破口とでも言いますか
除草剤を使用しない、我が農園のスタイルで
広大な園地を管理できるという確信を得ました。
傾斜地での草刈機の使用は
恐ろしいほどに体力を使います。
ただ立っているだけで疲れます。
正直、
「無理かな・・・・」
と何度も思いました。
ですが、
この夫婦そろって、鎌を使用した作戦は
その価値観を覆すものでありました。
すべての作業に、
機械が向いているわけではありません。
時として
手作業でやることが正しいことも多々あるのですね~。

大変な草刈作業ですが、
この
「手作業でしか出来ない」
が故に
僕らのようなド素人でも
新規就農のチャンスがあったわけで。
この辺りは苦労のし甲斐を感じるわけでございます。
全てを機械化できるならば、
その農地を手放す必要は無く、
なので、そういう場所では
僕たちの就農は難しかったと思います。
真夏の草刈はキツイ肉体労働です。
ですが、
作業しながら
その先に広がる
未来が見えるのです。





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