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続 チクチクチクチクチクチクチク~ [畑]

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先日書きました、腕のかぶれですが↓
http://wakuwakuijyu.blog.so-net.ne.jp/2016-07-22-1

原因はどうやらイラクサではなくイラガの模様。


県の農業指導センターのAさんと別件でお話していたところ、
それが判明。
う~ん、またしても虫か・・・・・・・・。

この地球上で個体数で一番繁栄しているのは虫だと聞いたことがあります。
幼虫→さなぎ→成虫と様々に形を変えて成長し
その生態も知れば知るほど、何だか恐ろしい・・・・・。
同時に、人間の攻撃力、防御力の弱さを感じてしまいます。
人間
毒など出せません。
針など持っていません。
鋭い爪や、牙も無ければ
分厚い毛皮もありません。
甲虫のような、硬い外殻も無ければ
格納できる羽もありません。
大自然と日々、向き合って生きる時
人間が他の生物と渡り合って生きるには
「脳」を使うしか術が無いことに気がつきます。
以前、呑みの席上
「地上最強の生物は何か」
という話になりました。
その時に、
人間などはかなり弱い部類に入るのではないか
と話がまとまりかけた時でした。(裸、素手という前提)
その時
誰だったかは忘れてしまったのですが、
「素手の状態は人間ではない」
と言った人がいました。
これ、
今思い出してみますと
ある種、哲学的に僕の心に響くのです。
服を着て、道具を作り出し、使い、化学反応を利用し、自然と共存するのが人間であり、
それらを人間から取り上げたなら、
恐らく生存は不可能であると思います。
前述した 毒、針、爪、牙、毛皮などを
まさしく人工的に作り出すところに
人間の本性を感じます。

夏は植物に取って成長の時です。
柑橘農家の僕たちは
柑橘以外の植物から、
栽培している樹を守らねばなりません。
そして、同じく虫たちにとっても
種族繁栄のための大事な季節なのです。
仕事場がバッティングしています。
故に
虫と草との闘いは続くのです~








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