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情報のシャワー [ひとり言]

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ある日何となく、
「テレビを見るのを止めようか」
という話に夫婦でなりまして
テレビを見ることを止めてから
早6年が経ちました。
禁断症状が出ることもなく
特別に我慢することもなく
極自然にテレビ無しの生活に移行してしまいました。
テレビを見ている時の
「何となく過ぎてしまう」
時間を無意味に感じたのが
そのキッカケなのですが、
思想的に何か深い根拠があるわけでなく
「必要ないね」
というシンプルな夫婦間での同意がありました。
今、僕らが選択した環境
テレビ無し、ラジオ無し、新聞無し
そして地理的には離島。
そんな環境を
時には批判さえ受けますが
物事は
一長一短。
良いこともあると思うのです。
消費よりも
生産。
破壊よりも
創造。
喧騒よりも
静寂。
受信よりも
発信。
そんな思いがあるのかも知れません。

フリーダイヤルの電話が鳴ります。
大概はみずたま農園のWebショップのページを見ての
SEO対策関連の話しが多いです。
最初のうちは話しを聞いていましたが
最近は早い段階でお断りしてしまいます。
話しを聞けば聞くほど、
上手く行くとは到底思えない
と感じるのがその理由です。
第一、本当に効果があるならば、
僕になどにそのやり方を教えるのでなく(有料ではありますが)
「自分でやればいいいのに」
と思ってしまいます。
この電話をかける通話料、オペレーターの人件費、
テナント費
それらを支払ってまで
僕にとって有益な情報を教えてくれる人など、
この世に存在するのでしょうか。
自分にとって
本当に必要な情報というものは
ある日突然
親切な人が現れて
教えてくれるような性質の物なのでしょうか。
僕は電話を切るときに
「メールもしくは文書で、必要経費その他を明記したものを送ってください。
その上で、私が必要と判断したものは、今度はこちらから頭を下げて
教えを請いに伺います」
と先方に伝えます。
メールや文書を送ってくれた会社は一つもありません(笑)
う~ん、
こんな電話ひとつで何十万もの支払いを決定する人など
いるのでしょうか・・・・。
僕が逆の立場ならば、喜んでメールかFAXを送るところだと思いますが・・・。

タダより高いものは無い
という言葉がありますが
なかなかに深いものがあると思います。
やはり相応の代価というものは
絶対に存在すると思うのです。
テレビを見ていて
「旅行に行った気分になる」
のも楽しいかも知れません。
ですが
やはり映像を見ることと
自らの足で、感性で
その場所を実際に訪れることは
全く違うことだと思います。
そして、
やはり「タダ」で楽しくさせてくれているのでは無い、
と思います。
代価はそれと気がつかずに、
「払わされてしまっている」部分が少なからずあるのかなと。
情報=知識=人間とも思います。
何かの情報を遮断するということは
同時に
今まで開いていなかった
新しい情報の扉を開放するということにも繋がると思っています。
そして自分に必要な情報は
自分で探索、選択し、自分で触り、自分で築き上げるしかないのではないのでしょうか。
マスコミの力は強大で
今やまるで一つの帝国のようです。
24時間シャワーのように
ある意図を持った情報を撒き散らし続けているように思えます。
しかし、
一庶民にとって
そんな情報など
本当に必要なのでしょうか。

仕事先で
「テレビも見ないし、タバコも吸わない」
と言うと
「つまんねぇやつ・・・・」
という目で見られたことがあります。(笑)
でも・・・・・
つまんなくないのですよ~(笑)
それ以外にも面白いことは
沢山、沢山
あると思うのです~








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