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電動剪定ハサミ購入~ [買い物]

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収穫のシーズンが終わり、
今度は防風林の切除や、剪定が始まります。
剪定ハサミを多用しますと、
主に手首に負担がかかります。
柑橘の樹というのは堅く、
そしてまたその切る枝の量というのも
膨大な量になります。
筋肉痛などならまだ良いのですが、
下手をすると腱を痛めやすく
そうなると、仕事に差し支えが出ます。
その値段から
導入をずっと迷っていました、電動剪定ハサミ。
ついに購入いたしました。



↑先日、自宅へ到着
早速使用してみました。

もうこれは身体の故障をお金を出して回避するのが目的です。
今までですと、とても切りきれない量の枝も
無理なく切れるので、導入は今のところ大成功といった感じです。
バッテリーはマキタの18V×2を、付属のハーネスで背負い、
コードを身体に取り回して、実際の作業になるのですが、
特筆すべきはその駆動時間の長さで
18V(4.0アンペア)×2で今のところ7時間ほど
切り続けてもバッテリーは切れません。
これは柑橘農家として、一日フルに剪定をしても
安心して作業することができ、
外国製の電動剪定バサミが多い中、
国産も負けてないぞ~と思いました。

マキタの18Vバッテリーを二つ持っている方ならば
かなりお得なお買い物かと思います。
オススメです!



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Saint Valentine's Day [島暮らし]

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バレンタインのチョコを妻、娘たちからもらいました~
バレンタインのチョコをもらうのって何歳になっても
嬉しいですなぁ~
まあ、僕は何をプレゼントされても大喜びではあるのですが(笑)
小学校5年生の時に、
確かチョコを四つもらいました(家族からのは除く)
俺ってスゲー!と思いましたが、
それがここまでの人生、最高獲得数でございます(笑)
机の中に入っていたり、不意に渡されたり
いやぁ~青春って良いですね。
しみじみ。
青い春は過ぎ去り、
軽トラックの車内ミラーに映る顔には
白髪だらけの鼻毛がはみ出し、
それを引っこ抜いて、くしゃみを連発するような年齢になりましたが(笑)
神はやはり僕を見捨てず、
三人の美女からのチョコレートが今年も僕の元へ(笑)
神様ありがとう~
そして今年の僕がもらったチョコレートはこちら

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ってなんじゃこりゃー(笑)

昨年の夏、神戸を訪れたときに
ウルトラマンショップを発見し、
妻が
「ちょっと待ってて」
と店外で待つこと小一時間。
今思えば
その時にこのチョコの型を購入したのですが
こんなもん、買ってたんか~い(笑)
まあでもとりあえず、食べましたよ、バルタン星人から(笑)
ポップライスやレーズンなどが入ってかなり美味でした。
僕の奥様(36)
こういうの買うの大好きです。
こういうのは真剣に選びます。
サラリーマン時代
たまには高価なものをと
妻への誕生日プレゼントに悩み、
職場の女子に相談。
「絶対に、エルメスかグッチ。喜ばない女の人はいない」
とのアドバイスを受け
エルメス立川伊勢丹店へ。
プレゼントした時は、ちょっと嬉しそうでしたが
それから何ヶ月か経ったある日
風呂へ入ろうとふと床をみると
なにやらゴミが。
拾い上げてみると、なんとエルメス。(笑)
マイワイフ、
最高でございます。

女性には全くもてない僕ではありますが、
家族からは違います(笑)
「パパ大好き」
などと娘たちから言われると
「ああ、もう何も要らない」
などという気持ちになります。
ありがとう!
パパはがんばりますよ~





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来たぞー来たぞー来たぞー! [【復興応援】レモぽん]

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来ました!
イエイ!
以前ご紹介いたしました↓ 例のコラボのポン酢です~
http://wakuwakuijyu.blog.so-net.ne.jp/2015-12-09

先程、オタフクソース様より
試作品が到着!
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ああもう、
美味しいーーーーー!
餃子食べてーーーーー!
肉食べてーーーーーーーー!
ああもう、
ただ、飲んでも美味しいーーーーーー!
失礼致しました。

みずたま農園のレモンを採用していただきました、
「びはん」http://yamadabihan.jp/
のM専務様、ありがとうございます~!

そして試作品と同梱されて沢山のオタフク製品が
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オタフクソースのT所長様ありがとうございました~

製品化はカミング スーン!
ああ幸せ~
頑張ってるといいことあるなぁ~




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ひじきについてのあれやこれや。 [島暮らし]


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中島の私達の住む地域では、2月から5月がひじき漁の解禁です。
昨年は、口開けとなる1月31日の深夜からはりきってひじき漁に出たのですが、
今年は潮の関係と都合がうまく合わず、まだまだ収穫に出られていません~。

昨年は私(妻)がひじき担当だったのですが、今年は夫婦で磯券もゲット!
頑張るぞ~!と張り切っていたのですが・・・

収穫に出られた島の人たちの話をお聞きすると、
今年は、ひじきが異例の不作で、収量が劇的に少ない様子・・・。
調べてみると、暖冬の影響で、全国的に海藻類が不作となっているようです!
あちゃ~。果たして磯券の元は取れるのか。。。(笑)

昨年大変好評頂き、今期もお問い合わせを頂いております、
”伝統製法・島ひじき”ですが、
大変お待たせてして申し訳ございません。

販売量は昨年より減ってしまうかもしれませんが、
頑張って収穫・加工してまいりますので、
今しばらくお待ちくださいませ~。
また、今年は、わかめ、フノリ、天草など、他の海藻類の
加工販売も予定しております♪

・・・・・・・

少し前、実はひじきの鉄分は少なかった!?という
かなり衝撃的なニュースが話題となりました。
ひじきといえば、鉄分!というイメージで、
私も産前・産後にはせっせと食べたもので、
正直かなりショッキングでした!!

これは加工の際に使用される釜が、
従来の鉄釜から、ステンレスなどの釜に変わってきたことが原因のようで、
製法によって、かなり異なる数値が出ているようです。
うーん、鉄鍋の威力を思い知りました!
鉄分の摂取には、家庭での鉄鍋や、鉄ボールなどを日常的に取り入れるのが
もしかしたら一番手軽で、効果的だったりするのかもしれませんね。

実は、ひじきというのは、元々は茶色い色をしています。
そのひじきを黒く炊き上げるために、
伝統製法では、鉄釜や、古釘などの鉄を使用しているのですが、
現在、工場などで加工される際には、
他の海草の煮汁などで色をつけることも多いようで、
鉄の出番がなくなってしまったんですね。

※この煮汁につける工程で、
風味が増したりカビを防ぐ効果があるという節もあり、
ひじきの産地によっても製法は様々なようです※

昨年、師匠から教わったひじきの製法は、
収穫したひじきを選別後、水洗いして、
水に漬け、大釜で薪火で(8時間程)炊き上げて、
天日干しにするもの。

正直、かなり時間も手間もかかります。寒いし腰も痛いです・・・。
また一度に加工できる量もかなり限られてくるため、
ちょっと楽をしようと、収穫後にすぐ天日で干してから、
時間のある時に、その都度水戻しして加工したらいいのでは!?
と、実験的に試してみたことがありました。

実は中島でも、ほとんどの方は、
自宅用や親戚用などのひじきを除いては、
収穫後にすぐ天日で干し、漁協に卸しているようで、
一般に出回っているひじきのほとんどは、おそらく収穫後に
すぐ天日干しにされた後、工場で加工されたものではないかと思います。

最初に、そのことを師匠に相談したところ、
それだと硬い仕上がりになるから、
かなりの長時間水に漬けてから炊くことを勧められました。
というよりは、正直あまりお勧めはされず、
まあ、試しにやってみなさい~という感じだったのですが(笑)

そこで、2,3日水に漬けてから炊いてみたところ、
けっこう柔らかく炊き上がりました!
しかも、色も真っ黒!綺麗です!!

な~んだ!これで全然いけるじゃん!楽勝!

・・・と思ったのですが、実際に食べてみると、
長時間の水戻しで、香りも味も、飛んでいるような・・・。

ひじきの収穫時期や、加工のちょっとの時間の差、
それにきっと炊き上げの温度などなどで、
仕上がりも変わってくるのですが、
(すみません。まだまだ勉強中です!!)
通常、天日干しにすると、白い結晶のようなものが表面に浮かび上がり、
市販のものに比べると白っぽい仕上がりになります。
これは、ひじきに含まれる旨味成分や、ミネラル分のようで、
ちょっと白っぽい仕上がりの時のひじきは、とても風味豊かで美味しいのです!!

一度、最初の水に漬ける工程の時間が長くなったことがあったのですが、
この時もやはり、仕上がりは黒く綺麗でしたが、
風味が抜けている感じになってしまいました。

結論・・・

やはり、伝統製法のひじきが、一番美味しい!
楽しようとすると、損なうものがありますね。

他の産地では、海水で蒸す製法などもあるようで、
そんなのも気になったりしつつ、
とりあえず、師匠に教わったとおり、がんばってみようと思います。

今年もまた、ひじき染めも楽しみです♪
一年仕込みの”鉄媒染液”の効果はいかに!?

早く、ひじき収穫したい~!!


めらめら。 [島暮らし]


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移住したばかりの頃、
倉庫から出てきた火鉢を使おうと、
お風呂で焚いた薪の残り灰を、
せっせと溜めていたことがありました。

そのことをお隣の師匠に何気なく話したところ、
うちのを使いなさいと、持って来てくれた灰が、
白くてびっくり!!

そういえば、当時我が家でお風呂の焚きつけに使用していたのは、
家から出た襖や、古い木材なども多く、
色々と、不純物も含まれていたのでしょう。
かなり黒っぽかったのです。

師匠一家の灰は、純粋に、みかんの樹と葉だけから
出来た灰で、こんなにも違うものなのかと、驚きました。

そうか!
ジョーは、純粋だから真っ白な灰になったんだ!!
なんて、独りで妙なとこで感動したりして(笑)

毎日を、真っ白く燃え尽きて眠る日々に憧れます。

最初は、微かな風にすら吹き消されてしまう火も、
いずれ風すらも味方して、勢いを増し燃え上がっていくようになること。

こんなの絶対燃えない!と思っていた太い薪でも、
焦らずに、少しずつ火を大きくすれば、いつかは火が付くこと。

時々、冷や水をかけられて消えてしまう火もあるけれど、

水に沈めて消された墨は、
火持ちの良い墨になり、

火消し壺に入れて消された薪は
着火が容易な墨になる。

そして灰になり、循環していく。

燃え上がる大きなキャンプファイヤーの火は、
とてもワクワクするけれど、

長い時間、暖をとるには、沢山の薪ではなくて、
太い薪が二本、寄り添うようにあるのが、
いいのかもしれないってこと。

いつか、この火で誰かを暖めてあげるような、
そんな場所が出来たらいいと願いながら、
夫婦で静かに薪をくべる日々です。

時折、燃えている炎に水を被せるような衝動に駆られたりもするけれど、
毎日、静かに火を育てることの出来る夫と、

時折、火が燃えていることなんてすっかり忘れてしまって、
火を絶やしてしまうこともあるけれど、
台風の後のしめった薪に、火をつける事を楽しむことの出来る私。

きっと、こんな二人で、ちょうどいい。


・・・な~んてことを思いながら、
毎日お風呂を沸かす時間をこよなく愛しています(笑)

薪釜で、循環に感動した、引越し当初。
今では、色々なものが、色々なところで、止まってしまっていたりもします。
サークルを作り上げるのって、本当に大変。

でも、当初の感動を忘れずに。
今年はまた色々、楽しみたいと思います。

静かに。ゆっくりと。













愛媛美術館へ行ってきました~ [島暮らし]

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愛媛美術館へ家族で行ってきました~
丁度、「生命大躍進 脊椎動物のたどった道」
という特別展示の催しも開催しておりましたので
楽しみにして。
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ですが・・・・・・・・・。
格好をつけて
楽しかった、と書きたいところなのですが、
正直「イマイチ」なイベントでした。
古生物学に対してそれなりの知識があれば
もっと楽しめたのでしょうが、
僕にとっては畑ちがい、
豚に真珠な結果となってしまいました(笑)
展示の仕方があまりに学術的な印象で
単純に「ジュラシックパーク」的なものを求めていた僕にとっては
ちょっと難し過ぎました。
しかし、
カンブリア紀やデボン紀などの古生代に興味津々の次女は
図書館で借りた解説書を片手に
とても楽しそうでした。
う~ん
我が家の場合、親よりも子供のほうが既に
IQが高そうな模様です・・・・。

それでもペルム紀末(約2億5,100万年前)に起きた
地球史上最大の大量絶滅で
全生命の約9割!が地球上から姿を消した
という下りでは
感慨深いものがありました。
それでも
生命は滅ばなかったのだなぁ。
あまりにも遠い昔のことであるために
その分析が本当に正しいのかは
もはや現代の人間には
本当の意味では立証不可能ではありますが
このイベントへ来て
他ならぬこの僕自身がその歴史を読んでいる。
遥か時を越えて
色々とその形を変えて
生命は生き延び
そして今も生き続けているのですなぁ~

その後は
南館にあります、展示会も見に行きました。
一階には小学生、中学生の書いた書初めとポスターの展示。
どの作品も気品とアイディアと清清しさに溢れ
素晴らしいものでした。
絵を描く事が好きな長女も刺激を受けていたようです。
そして二階へ。
二階では松山のデザイン学校の生徒さんたちの展示と
全国の大学の建築学科の生徒さんたちによる
都市計画&建物の設計図の展示がされていました。
どの展示物もそれぞれのイマジネーションが瑞々しく伝わってきて
見ていて、人間の英知、愛、遊び心が
個性というエネルギーを基にして
花のように咲き誇っているように感じました。
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食い入るように見てしまい、
帰る時には首が痛くなってしまいました(笑)
いやぁ~素晴らしい!

そんなこんなで
帰りは松山市駅地下にある
揚げ物屋?さんで皆で食事を。
チェーン店にはない、
懐かしい感じの店内。
幼い頃、家族で行った「外食」のようで
とてもよかった~です。
しかし、
メインのカキフライ定食にプラスして
串揚げを数本頼んだのですが
中身が鬼のように熱く、
やけどした口内が今も痛いのです・・・・(笑)
串揚げ、美味しいですけど
注意が必要ですね~





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準備運動の必要性 [身体の動かし方]

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続いてます、股割り。
と申しますか、
これ無しには、もう怖くて作業できない身体になりつつあります(笑)
僕こと
みずたま農園の園主(45)
去年は慣れない農作業に打ちのめされて
散々な一年だったわけですが、
それに負けじと始めましたこの
日本古来の鍛錬術であります股割り。
お相撲さんは毎日、
この股割りに平均一時間を費やすそうでございます。
先日、一瞬ですが、お腹が床に着き
異次元へ突入感がありました。
このまま行きますよ~

僕が参考にしていますのは
愛知県にあります、
「えにし治療院」さんが
詳しく解説してくれているものです。
通常のストレッチ系の股割りとは一味違うそのセオリー。
まだまだ、勉強中ではありますが、
確実に体感できるものがアップしてきておりますので
この先が実に楽しみなのであります。
「えにし治療院 股割り」 などで検索をかけますと
詳細が確認できますので
興味のある方は是非、見てみてください~

こうした運動を
「何時(いつ)行うか」
ということは非常に重要です。
これには持論がありまして
ズバリ、

です。
日々継続を考えると
どうしてもスケジュール的に
一日の終わり、風呂上り
などになってしまうことが多く
僕も初めはそうでしたし、それを推奨している本なども多いです。
ですが・・・・。
わかりやすいところですと、
スポーツ選手などはどうでしょうか。
試合前などはかなり入念に、準備運動をしています。
「朝は体が硬くて・・・・」
などという意見もありますが、
実にもったいないです。
同じ運動を夜やるか、朝やるかでは
確実に、
朝行う方がその効果が高いです。
「動ける」
ための状況を体内に作り出す。
それを作っておいてから向かう仕事は
疲れも違いますし、
故障も確実に減らすことができます。
朝、仕事前に行うことによって集中力も高めることができますし、
精神的な意味でも
実に有効と感じます。

仕事前の準備運動と書くと
正直ピンときません。
身体が資本という意味では
スポーツ選手も自営業も一緒です。
股割りをすることは
既に
僕にとって、朝一番の仕事なのであります。




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チャップス購入~ [買い物]

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僕の愛器ゼノアGZ3900EZ ↑ 

収穫がやっと落ち着きまして、
早速、苗を植えるべく今年も古い樹を伐採します。
昨年はこの伐採作業に手間取りまして、
植樹のタイミングもずれ、遅くなってしまいましたので
今年はリベンジです。
今年も既に、南柑20号、せとか、デコポン で200本以上の苗を購入予定なので
そのための園地を確保しなければなりません。
久しぶりの本格的な伐採作業。
怪我防止のために
チャップスを購入いたしました。
購入しましたのは、チェーンソー界の雄、ハスクバーナ製のものです。

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チェーンソーでの怪我は手と足がその80パーセントを占めるそうです。
防振・耐切創手袋 はすでに購入済みでしたので
今回は脚を守るべく、この製品を購入しました。
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特殊な繊維がチェーンに絡みつき、その回転を止めることで、怪我の拡大を防ぐ構造になっているそうです。

本日はこれにヘルメット、耳栓と完全防備。
購入した時には
「重いし、高価すぎたかな」とも思った僕のチェーンソー
GZ3900EZですが、
こういった大々的な伐採にはホントに活躍してくれ
やはり
「買って良かった!」と本日つくづく思いました。

これでチェーンソー関連の道具は揃いました。
集中力さえ失わなければ、かなり安全なカタチで伐採作業が出来そうです~
農作業は危険が一杯なので、
事故防止への投資は必要経費なのであります~



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中身が肝心! [畑]

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「男は中身。」
母の口癖でした。
その昔、おかしなヘアースタイル、服装で
出かけてゆく僕を見て
顔をしかめながら、母は良くこう言っておりました。
若かりし日々
恥多き我が青春の日々(笑)
ですが、ですが、
今は思います。
その通りだと~。

日本人は肌艶にこだわりが強い人種な気がします。
「色の白いは七難隠す」などの言葉もありますが、
にきびや、そばかす、しみ などに異常なほどの警戒心を
持たれている方も少なくないと思います。
かく言う僕も
思春期の頃、
かつて顔一面にできたニキビに
鏡を見ながらため息をついたものでございます。
クレアラシルやシーブリーズなどを顔に塗りたくり
ツルツルのお肌を目指したものでございます。(笑)

果樹の病気の一種に
「黒すす病」というものがあります。
葉や果実が文字通り、「スス」を被ったように
真っ黒になりまして
これにやられますと、
葉が光合成できず、樹勢が弱り、
樹が枯れてしまうことにも繋がります。
なので発見次第、枝を切除してしまうのですが
その枝に生っている実はこんな風になります↓

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ちょっと食欲そそりませんね~
と申しますか、こんなのがお店に売っていたらビックリしますよね。
ですが、僕らが食べているのは
出荷時にハネました、こんなのが実は多いです。
結構な汚れに見えますが、金たわしのようなもので洗い流すと
すぐに綺麗になります。
そして、一皮むきますと
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もう、ぷるっぷるっ でございます。(笑)
(写真は紅まどんなです)
汚いですが、水で洗えば「除去」できる汚れです。
そして、肝心のそのお味にはほぼ影響ありません。
そうです
中身を保護する役目=外皮なのです!
そういった意味では写真の果実の外皮は
充分にその役目を果たしていると言えます。

例えば、ある人との初対面
顔一面にニキビがあったなら、
やはり最初は気になってしまうものかも知れません。
ですが
付き合いを重ねて、より深い信頼関係を築き、
年月を重ねたなら
その人の「皮膚」の状態などは
そんなに重要なことでは無くなっていくものだと思います。
見た目などは
必要以上に気にしすぎますと
損だと思うのです、単純に。
やはり、人間も果物も「中身」で勝負ですよ~!






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受け継がれていくもの [ひとり言]

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少し前にブログでご紹介した、
長女のフェルト人形みーちゃんのカードを作っていたら、
とても楽しくて楽しくて、

あ!これ、母の血だ。

何故だかよくわからないけれど、
ふと、そう感じました。

それから、昔、母から聞いた、
祖母の話も思い出して。。

昔、母が子供だった頃。
祖母が、ひな祭りに、
家中のお人形を並べて、
ひな壇を作ってくれたというエピソード。

当時にはそんなことをするお母さんはいなくて、
とてもハイカラなお母さんだったと、聞きました。

そのエピソードの中の祖母が、
私の中に生きているような気がして。
ああ、この喜びは、
おばあちゃんから受け継がれたんだ。

そう思ったら、なんだか泣けてきました。

母方の祖母の家は遠く離れていて、
なかなか会う機会も少なく、
祖母の記憶というのが、私の中には
そんなに多くありません。

でも、ちゃんと私の中に生きているんだ。
何故だか。本当に何故だかよくわからないけれどそう思って。
とても、とても、嬉しくなりました。

だから、私は、
この受け継がれたものを大切に、
つくることをめいっぱい楽しんで生きたいなと思うのです。

こんな風に、子ども達も、いつか、
自分の中に、私や、夫や、おじいちゃんや、おばあちゃんの血に
守られているのだと気づく瞬間がくるのかな。

母になってから、死が酷く怖くなって、
でも同時に、ちっとも怖くないような気もするのです。













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