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猛禽 [島暮らし]

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猛禽類が好きです。
島にも沢山のトンビがいて
ピーヒョロロロロ…
と作業中のBGMを大型船の汽笛と共に
僕らに提供してくれます。
時に
堤防などに「佇み」遠く海を眺めている姿など
実に美しく絵になっており
オスだかメスだかは判別できないものの
実に男前な姿です。
同じ猛禽類である隼。
勇敢な薩摩武士のことを
「薩摩隼人」と呼んだそうですが
強き者への畏敬の念の形容に隼を使ったことに
深く共感してしまいます。
その姿といい、はやぶさという言葉の響きといい、
僕の中ではTHE男前な生物「隼」。

今はもう運行していませんが
「はやぶさ」という寝台列車も大好きでした。
幼い頃、はやぶさに乗って
母の実家があります博多まで
度々出かけたことは
良い思いでです。
ですが、この「はやぶさ」号
東京~博多までは確か16時間くらいかかりまして
かなり大人になってから
不意にブルートレインに乗りたくなり
仕事帰り博多から一人で乗車したのですが
退屈で死にそうになりました(笑)
子供の頃は普通に車内で熟睡できていたので
(多分10時間くらいは車内で寝ていたと思います)
その所要時間も全く気にならず
非日常感を満喫していたので
その記憶があったのでしょうが
少しでも早く下車したくてヨコハマで降りたのを覚えています。(笑)
今となってはこの「はやぶさ」というネーミングは
東北新幹線に取られてしまいましたが
僕にとって列車名での「はやぶさ」は
今でもブルートレインを連想してしまいます。

動物園で何だか一番哀れに感じてしまうのは
猛禽です。
檻はそれなりに大きなスペースではあるものの
翼を広げたときの、そのあまりの大きさに
やはりこの翼は
どこまでも、どこまでも飛んでゆく翼なのだ
と思ってしまうからかも知れません。

カッコいいなぁ猛禽!
男前!






 
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