おばさまの畑

六月の梅雨が明けて、初夏の日差しが差す頃
雑草達は凄まじい勢いで伸び始めて、景色を変えてしまいます。
今年は雨量も多く、また晴れの日も多かったためか
草、スゴイっす！
自宅裏の野菜畑などは、諸事情により手入れが後手、後手になり
草原に戻りつつあります・・・・・・。
果樹園の方は樹が日陰を作るので一面に草が生えることもなく、
また、やはり樹は強いので
多少は草を生やしても枯れることはありません。
しかし、野菜畑はそうはいきません。
草が作物と競合して、育ちが悪くなるために
コマメに草を引くのが基本です。
今年初めて作りました玉葱も
草取りは大変でした～。
食べるのは大好きな野菜たちですが
正直、僕は野菜栽培はあまり好きではありません。
草取りが本当に大変なのですよ・・・・。



ＴＨＥ師匠、お向かいＳ家のおばさまの玉葱の畑です↑
見るとため息が出ます。
この畑
除草剤で草を枯らしているのではないのです！
何度も何度も草を刈り、草を刈り
ただひたすらに畑から草を取り続けて
そうして出来上がるのがこの風景です。
おばさまのお話では
この状態になるまで、大体７年はかかるということでした。
土の中には無数の雑草の種があります。
最初のうちは、取っても、取っても
草はすぐに生えてきます。
それを負けずにまた取り続けて
全ての草＆種を撲滅するために必要な年数=７年！
個人的には「無形文化財」とでも言うべき、
尊敬と憧れの対象でございます、この畑。
ここまでの状態に持っていくには
生半可な仕事では絶対にできません。
プロの仕事なのです。

我が家の野菜畑を対比して載せようかと思いましたが
あまりに荒れているので
やめにしました（笑）
そんなおばさま
先日、ご夫婦揃って仲良く陽だまりで朝食をとっていらっしゃいました。
何時、お会いしても笑顔、笑顔。
この辺りの人間性も
真似をしなければ！
がんばろっと～