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退化・・・・・・。 [ひとり言]

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近頃
能力の退化を切に感じます。
それとは反比例して
小学校二年生になった長女の進化を感じます。
長女
ちょっとした計算が速くなりました。
おばあちゃん家に遊びに行くまで、
あと何日、的な計算は
僕はそもそも、今日が何日かもわからない状態が多々なため(笑)
スッと正しい数値が出てくる長女に尊敬の念を覚えます。
こども達の細胞は新鮮で
日々成長し、生まれかわっています。
方や
まだ身長は縮まっていないものの
はっきりと
脳、特に記憶力の退化と身体能力の退化を感じます。
昨日、
「飛」という漢字が書けず愕然としてしまいました。(笑)
しかし、まだ良いほうでございまして
最近多いのは
「何を忘れていたか、忘れてしまうこと」
でして(笑)
これなどは
綾小路きみまろさんの漫談のネタそのものでありまして。

まだ会社勤めをしていた頃、
上司に
「40歳過ぎたら、がくっとくるよ~(体調が崩れるよとの意)」
と言われ
神妙な面持ちでその話しを聞いていたものの
20代の頃と比べてさほど体力の衰えも感じず(この当時僕は39歳でした)
その話題そのものに関心も無く、
聞き流していました。
しかし、上司の言葉は予言のように当たり(笑)
その後はまるで積み木を崩すように、
ガクガクと、年々退化していく日々が続いています。
そして、
健康というものはそれ自体が素晴らしい宝物なのですが
それがある時には
さほど「宝」感が無いという仕組みになっているように感じます。
空気が無くなると困るわけです。
と申しますか
数分で
死んでしまうわけですが
問題なく呼吸できているときには
その存在は感じないわけでして。

退化は避けて通れるものではなく
タイミングの違いはあるものの
全ての人に平等に訪れるものでもあると思います。
このネガティブな現象を逆手にとり
退化は避けられない以上
人工的に、日々
僕の中で進化するものを作り出さなければ、
という動機付けをもらっている
と受け取ることにしています。
もちろん、もう背は伸びませんし、100M走のタイムも縮められないとは思います。
絶望的なのは記憶力でして、ここまで生き延びてきた僕の魂が
「不要」と判断したものを根こそぎ除去している
大げさに申しますとそんな風に感じます。(笑)
ですが
人間的に未熟、幼稚、不真面目な僕が
生まれて初めて運命からもらう動機付け、と言うこともでき
そう考えることにより
妙な明るさが僕の中に生まれ
まだまだ微弱な動きではありますが
徐々に推進力を生み出してくれている面が確かにありますので
老いることもまた、
良きかな、良きかな~。
イエイ!







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