島の盆踊り♪ [島暮らし]
14日は中島・宇和間地区の盆踊り&灯篭流しでした。
宇和間地区の盆踊りは、
初盆を迎えたご遺族の方が、
遺影を背負って盆踊りを踊るという珍しい風習があります。
去年、初めて見た時には驚いたのですが、
調べてみると、瀬戸内の離島などでは多く残っている風習のようです。
いつもは静かな集落の夜に、
生唄と、太鼓の音がしみじみと鳴り響く様子には、
とても風情を感じました。
お盆には帰省される方も多く、
いつになく賑やかな盆踊り会場!
出店?はカキ氷ORビール!とシンプルですが(笑)
これだけで充分だったりもします。
去年がんばって覚えた、人生で初めて踊った盆踊り、
今年もなんとか覚えていました^^
踊りのルーツはきっとこうした儀式的なものだったのでしょう。
同じリズムで同じ踊りを繰り返していると、
なんとなく高揚してくるような、不思議な感覚になってくるものです。
踊るってのは、なんでも楽しいものだなぁ。
今年は長女も楽しそうに舞っていました♪
盆踊りとはいえ、
移住者の私達には、こうして島にお迎えするご先祖様もいません。
盆踊りの輪に加わりながらも、なんとなく、
この輪の中に、本当に意味で加わることはないのだろうな~と、
少し寂しいような、羨ましいような、
先祖代々、ずっと続いてきたこの人の輪の中で、
私たちはこれからどうやって生きていくのだろう。
ふと、そんなことを考えたりしました。
あ、いや全然ネガティブな意味ではなく。
でも、しんみりと。
子供達が眠くなって、帰宅後も、
静かな夜に、
遅くまで太鼓の音と唄が鳴り響いていました。