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食べ物をつくる [畑]

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みずたま農園では
色々な柑橘をつくっています。
今年も新たに 紅まどんな 甘平 デコポン と新しい品種の苗も植えました。
ですが、
実は一番の主力商品として力を入れている柑橘はレモンなのです。
今年は100本の苗を植えました。
みずたま農園のレモンは「ユーレカ」という品種でして
若干、樹にトゲが多いものの
果汁も多くて、と~っても良い香り!
収穫中はその香りに癒されながらパッチン、パッチン

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レモンは四季咲き性(=一年のうち、季節を限らず、何回でも花が咲くこと。そういう植物の品種または花。)
のため9月~5月下旬くらいまでと収穫時期も長いので
みずたま農園では注文があるたびにコマメに収穫でき、
また他の柑橘が無いときの現金収入にもつながるため
そういった経営的視点からも重要な作物と考えています。

レモン 圧倒的なその清潔感。
できることなら、
農家ではなく
「レモン屋さん」になりたいくらいなのです。

色々と楽しいお話も各方面からいただいています。
先日などは
「小学校の給食で出す南瓜をつくらないか?」
と言われまして、只今思案中です。
考えてみますと
僕の頑固で融通が利かず、
不必要なまでに責任感が強い
ある種、潔癖な性格は
農家に向いていると感じます。
そういった自然に持ち合わせている農家への適合性が
自然と人にも伝わり、
色々と良いお話をいただけるのかも知れません。
この辺りは調子になど乗らず、
今までどおり、素朴に畑仕事に打ち込むだけで
自然に拓けていくことが実証済みであり
確かな感触があるのです。

食べ物をつくる ということは
「つくる」ということの王道だと思います。
誰一人として、「食べる」ことからは無縁でいられない。
お客様は大げさに言うなら
この地球上にいる人、全員なわけでして、
需要はいたるところにあるわけです。
そういった観点からすると
僕の頭の中で膨らんでいくものは
非常に具体的な形で、実現に向けてそのプロセスを見せてくれるのです。
東京にいる知人友人からも
面白い情報や、ヒントを貰っています。
離島という立地条件を逆手に取り
下手なスケベ心を持たず、
浮気せず、
他のビジネスの分野にあえて進出せず
農業に特化し、
キリで穴を開けるように
一つ一つ、僕のアイディアを実行に移す計画を練り、
実力を培っています。
やはり、食べ物をつくる行為というのは
人様に喜んでもらうことに
シンプルに直結していることと感じますので
それで何とか生計が立てられるなら、
こんな幸せなことはありません。

分かち合う、という言葉がありますが
都会の生活では、結局僕には見つけられなかったものかも知れません。
探し続け
今も探し続けて
やっとその入り口が見えてきた予感。

「探しなさい、そうすれば見つかる」

そんな声が聞こえてきそうです~









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