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夏のお味噌作り 一日目~麹おこし~ [島暮らし]


中島では夏にお味噌を仕込みます!

初めて中島に来島した際、お世話になった農音ハウスの向かいの倉庫で
集落の方がちょうどお味噌作りをされていて、子供たちと少し手伝わせて頂いたのですが、
味噌の仕込みといえば、冬だと思っていたので、
夏のお味噌作りに、とても驚きました。
発酵の時間のかかる冬場仕込みのお味噌とは少し味わいも違うのかもしれませんが、
なにより麹おこしに温度管理などがいらずとても簡単に出来る!というのは
とても嬉しいです。

みかん島の中島では、冬場はみかん仕事が忙しいからという説もあったりするようですが
実際はどうなのでしょうか?
因みに、島のお味噌は甘い麦味噌です。

私達の住む集落でも、味噌作りをされる家庭はかなり少なくなってきているようですが、
当ブログではおなじみの(笑)島の師匠一家のおばさんに声をかけて頂き、
今年はお味噌作りを教えてもらうことになりました♪

お味噌作り1日目
(私の、来年のお味噌作り覚書を兼ねて~)

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朝9時
一晩浸水しておいた麦10kGを洗い、セイロでふかします。
もちろん、S家の素敵なおくどさん使用♪
沸騰してから20分、上下を入れ替えて20分、
計40分ほどふかした後、
麦をたらいに移し、あつあつの麦をほぐして、冷まします。

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次に、お米2升もふかします。
こちらは、30分、上下を入れ替えて20分。
こちらもほぐして、冷まします。

午後2時 

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冷ました麦20キロに、”味噌用の種麹”半袋分を振りいれ、
すり合わせる様によく混ぜる。
倉庫に新聞紙、むしろ2枚を敷き、その上に広げた米袋の上に、
麹を混ぜた麦を広げる。少し厚みがあるように。

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最後に、上に紙をかける。
窓は少し開けておく。

あとは、明日の夜まで放置~!
麹おこし、なんとこれだけ!!
大変な温度管理等一切ありません。
中島では7月中が適期のようです。
ただ、都会暮らしではなかなかこうして広げる場所が難しいかもしれません・・。
昔は庭で作業されていたようなので、
雨の降らない日を見計らって、庭で作業してもいいのかも。

午後3時
今度は、米麹作り。
蒸しておいたお米に、”甘酒用の麹”を振り入れて、
(表面を軽く覆う程度)
お米がダマにならない様に、良くほぐしながら混ぜる。
こちらはタライのまま、新聞紙3枚×2組をかけ、
締め切った部屋の中に置いておく。

米麹!広げる場所すら不要で、さらに簡単です!!
しかも、最後に天日に干してカラカラにしておけば、
冷蔵庫で年中保存可能!!!!

えーーーー!!!!!

スーパーでも簡単に手に入る米麹ですが、
買うと結構高いのです。

種麹代、なんと一袋250円!
これで相当な量の米麹が作れそうです。
しかも、普段食べているお米で作れるのも嬉しいですね。

お味噌仕込みを冬にされる方でも、
麹は夏場に作っておくと楽かもしれませんよ~。

さて、今日の作業はここまで!!
続きは明日です~♪


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