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海に守られての子育て [島暮らし]

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我が家にはテレビが無いので
ニュースはネットの記事でしか読みません。
たまに三面記事の様な記事に目を留めると
読んでいて悲しくなってくる惨たらしい出来事が、
日々、日本のどこかで起こっていることに
驚きとやるせなさを感じます。
同時に
保護者のためにMACという
松山市が事業委託している不審者情報システムがありまして
結構な割合で僕の携帯に不審者発見のメールが送られてくるために
その件数にもため息が漏れてしまいます。
まだ東京に住んでいた頃
子供たちはまだまだ幼く
常にその安全を、僕達二人で確保できる状態にあったと思います。
ですが、
子供は成長するわけであり、
小学校、中学校、高校、大学
とその行動範囲を広げてゆくわけなのですが、
その過程を想像していくと
色々と心配なことはありました。
なにしろ、世界で三本の指に入ろうかという大都会東京。
飛び交う大量の情報、
常に流動的な地域社会、
毎年、毎年
その数は減ってきたとは言え、
日本中から沢山の人が集まってくるのです。
そこで子供の安全を確保する、ということは
この現代社会、かなり複雑な事情もあり
中々、一筋縄ではいかない難しさがあると思っていました。

ここ中島、
松山市の沖合い、約10キロに浮かぶ離島です。
当たり前ですが
島の周りは全部海です。
この海が
僕達の子育てを
安らかなものにしてくれています。
この透明な海が
邪悪なものを寄せ付けない、
そんな印象を受けます。
離島、というと不便極まりない印象を受ける方も多いと思います。
それはある種事実なのですが、
その都会的な便利さを傍受できない代わりに
素晴らしい恩恵を僕らに与えてくれています。
海に守られての子育ては
東京では決して実現不可能な
僕達らしい、ユニークで、静かな喜びを伴う
そんな子育てなのです。

汗だらけで
びしょびしょになり
ジュースを買って
海辺に座ります。
海から吹いてくる風は
サイコーに気持ちよく
僕からすると、
なんとも贅沢な
休憩時間なわけなのです。
教えれた通り
全ての源は海なのですなぁ~。



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