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怒和島、クダコ水道 [島暮らし]

DSC_1408.JPG


↑宇和間対岸に見える、夕暮れの怒和島


僕らの集落、宇和間からは怒和島がすぐ対岸に見えます。
働き者の方が多いらしく、億万長者が何人もいるとか、いないとか。
何となく、カヌーなどでも怒和島まで行けそうな雰囲気だったので
いつでしたか、集落の先輩にその話をしてみると
「やめておけ」とのお話。
やはり、岸からは見えない、波のウネリや
そしてこのクダコ水道には多数の大型タンカーや運搬船が
一日中行き来しているので、その大型船から発せられる波も
かなりの高さのようです。
軍港「呉」で製造された戦艦大和がこのクダコ水道を
通って行く姿を見た時のお話も
去年亡くなられた先輩農家のYさんにお聞きしたこともありました。
我が家のすぐ近くにありつつ、そんな歴史あるエピソードも持つこの
クダコ水道
水深が一番深いところで154メートルもあるらしく
それもあって大型船の重要な水路になっているのですが
特筆すべきはその流れの早さ。
こんな潮の流れは初めて見ました。
そのクダコ水道の映像はこちら↓



まるで川の流れのような波音で
その流れの速さがお解かりいただけるかと思います。
島の漁師さんにこの波の発生の過程を説明していただいたこともあるのですが
複雑すぎてよく分かりませんでした・・・。
それにしてもこの急激な流れ
潜水して水中から見るとどんな風になっているのでしょうか。
この中へ潜って生計を立てる、って
やっぱり凄いなぁとつくづく感じます。


このクダコ水道
岬をグルリと囲む遊歩道を通って行くのですが
良い散歩コースなので
たまに家族で出かけます。
移住したばかりの時期に
つくづく
「良いところへ来た」
と思いながらクダコ水道を眺めていました。
そんな緩やかな時間が思い出され、
今でも大好きなスポットなのです。
ゆっくり、ゆっくり~

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